特許
J-GLOBAL ID:200903041401141832

エンジンの始動促進装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-293947
公開番号(公開出願番号):特開2007-100649
出願日: 2005年10月06日
公開日(公表日): 2007年04月19日
要約:
【課題】 潜熱蓄熱材による良好な潜熱の保持及び放出が安定的に行われ得る、簡略な装置構成のエンジンの始動促進装置を提供する。【解決手段】 潜熱蓄熱装置40は、潜熱蓄熱材容器50と発核装置60とを備えている。過冷却状態(ゲル状)の潜熱蓄熱材LMにて微小な固相の核を生成させるための発核装置60は、略凸レンズ形状の空気室60aを囲む可撓性の薄板からなる発核部材61を備えている。空気室60aは、接続管70を介して、エンジンの負圧発生部と接続されている。エンジンの始動によって生じる負圧によって、接続管70を介して空気室60aの内部の圧力が負圧にされると、発核部材61が内側につぶれるように変形する。この発核部材61の変形により、発核部61bの近傍にて、潜熱蓄熱材LMにて固相の核が生成する(発核する)。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
エンジンの始動を熱的に促進し得るように構成されたエンジンの始動促進装置において、 過冷却状態にて潜熱を保持し当該過冷却状態が解除されることで前記潜熱を放出する潜熱蓄熱材を、液密的に収容し得るように構成された潜熱蓄熱材収容部と、 表面が前記潜熱蓄熱材収容部内に収容された前記潜熱蓄熱材と接触し得るように配置されていて、前記潜熱蓄熱材内で前記表面に応力が発生することで当該潜熱蓄熱材の前記過冷却状態を解除し得るように構成された発核部材と、 その発核部材を変形させることで当該発核部材における前記表面に応力を発生させる発核部材変形機構と、 を備えたことを特徴とするエンジンの始動促進装置。
IPC (2件):
F02N 17/06 ,  F28D 20/02
FI (2件):
F02N17/06 Z ,  F28D20/00 C
引用特許:
出願人引用 (13件)
  • 特開昭63-105219号公報
  • 特開昭63-105278号公報
  • 潜熱蓄熱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-325799   出願人:トヨタ自動車株式会社, 日本電装株式会社, エヌオーケー株式会社
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審査官引用 (2件)
  • 蓄熱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-202200   出願人:日本電装株式会社
  • 特開昭63-105219

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