特許
J-GLOBAL ID:200903041499452296

オーディオ信号コーディング中にノイズ置換を信号で知らせる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 全啓
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-506193
公開番号(公開出願番号):特表2000-515266
出願日: 1998年03月13日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】オーディオ信号のコーディングの際に、ノイズ置換を信号で知らせる方法において、時間ドメインのオーディオ信号は、スペクトル値を得るために、まず周波数ドメインに変換される。続いてスペクトル値は、スペクトル値のグループを形成するためにまとめられる。あるスペクトル値のグループがノイジィなグループであるか否かを立証する検知に基づいて、コードブック数の手段で、非ノイジィすなわちトーンのグループにその冗長コーディングのためのコードブックが割り当てられる。グループがノイジィであるならば、このグループがノイジィであり、よって冗長コーディングする必要がないことを信号で知らせるために、コードブックを示さない付加コードブック数が割り当てられる。たとえば冗長コーディングされる必要のないスケールファクターバンドで構成されるセクションである、スペクトル値のノイジィなグループについて、ハフマンコードブック数の手段でノイズ置換が信号で知らされることによって、基本のコーディング構造に支障をきたすことなく、また現存のビットストリームシンタクスの構造に影響を与えることなく、MPEG-2 Advanced Audio Coding(AAC)標準のビットストリームシンタクスにおいて、スケールファクターバンドでのノイズ置換の存在を示す機会が与えられる。
請求項(抜粋):
オーディオ信号のコーディングの際ノイズ置換を信号で知らせる方法であって、下記のステップを含む: スペクトル値を得るために、時間ドメインのオーディオ信号を周波数ドメインに変換するステップ; スペクトル値のグループを形成するために、前記スペクトル値をまとめるステップ; あるスペクトル値のグループがノイジィグループであるか否かを検知するステップ; あるグループがノイジィでない場合、非ノイジィグループの冗長コーディングのために、複数のコードブックの中からあるコードブックを割り当て、前記グループに割り当てられた前記コードブックは、コードブック数によって示されるステップ;および あるグループがノイジィである場合、このグループがノイジィであり、それゆえ冗長コーディングされないことを信号で知らせるために、このグループにコードブックを示さない付加コードブック数を割り当てるステップ。
IPC (4件):
G10L 19/02 ,  G10L 19/00 ,  H03M 7/30 ,  H04B 1/66
FI (4件):
G10L 7/04 G ,  H03M 7/30 A ,  H04B 1/66 ,  G10L 9/18 M
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 高能率符号化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-185325   出願人:ソニー株式会社
  • 特公昭62-023880
  • 有声音合成方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-121463   出願人:ソニー株式会社
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