特許
J-GLOBAL ID:200903041629823348

オーディオ再生システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 羽鳥 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-205718
公開番号(公開出願番号):特開2007-028066
出願日: 2005年07月14日
公開日(公表日): 2007年02月01日
要約:
【目的】聴取位置の前方のみに配置されたスピーカシステムによってサラウンド効果が得られるようにしたオーディオ再生システムを提供する。 【構成】オーディオ再生システム50は、オーディオ再生装置15が出力するマルチチャンネル音声信号L、R、C、SL、SRを、聴取位置mの前方左スピーカSPK1からLを出力し、前方右スピーカSPK3からRを出力し、前方中央の左右近接配置された水平方向寸法が垂直方向寸法よりも長い細長平面振動板を備える2つの平面型スピーカSPK6、SPK7からCを出力すると共に後方左右の仮想音源スピーカ13、14の位置にSL、SRを各々仮想音源定位させるための頭部伝達関数から求めた仮想音源定位フィルタH1、H2を通す信号処理手段19によって信号処理された音声信号(k×C+SL×f13+SR×f14とk×C+SR×f15+SL×f16)を出力する構成である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
左チャンネルと右チャンネルとセンタチャンネルとサラウンドチャンネルとの各チャンネルの音声信号を含むマルチチャンネル音声信号を、聴取位置と想定される位置の前方に配置される複数のスピーカによって再生するようにしたオーディオ再生システムであって、 前記聴取位置の前方左側及び前方右側に互いに離間して配置されるべき左スピーカ及び右スピーカと、前記聴取位置の前方中央に左右近接配置されるべき水平方向寸法が垂直方向寸法よりも長い細長平面振動板をそれぞれ備える2つの平面型スピーカと、を有するスピーカシステムと、 前記左チャンネルの音声信号を出力する前記左スピーカ用の第1の出力手段と、 前記右チャンネルの音声信号を出力する前記右スピーカ用の第2の出力手段と、 前記聴取位置の後方の所定位置に前記サラウンドチャンネルの音声信号を仮想音源定位させるよう前記サラウンドチャンネルの音声信号を処理し、その処理したサラウンドチャンネルの音声信号と前記センタチャンネルの音声信号とを加算して出力する前記左右近接配置された2つの平面型スピーカ用の第3の出力手段と、を有し、 前記第3の出力手段は、頭部を球体と見なして得られた頭部伝達関数であり、左右近接配置された前記2つの平面型スピーカから前記聴取位置の頭部の両耳に当たるまでの頭部伝達関数と、ダミーヘッドによる実測で得られた頭部伝達関数であり、前記聴取位置の後方の所定位置の仮想音源から前記聴取位置までの頭部伝達関数と、から得られる仮想音源定位フィルタによって前記サラウンドチャンネルの音声信号の信号処理を行う手段であることを特徴とするオーディオ再生システム。
IPC (2件):
H04S 3/00 ,  H04S 5/02
FI (3件):
H04S3/00 Z ,  H04S5/02 G ,  H04S5/02 Y
Fターム (3件):
5D062AA65 ,  5D062AA66 ,  5D062CC16
引用特許:
出願人引用 (2件)

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