特許
J-GLOBAL ID:200903041736685438

ガス識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 瀧野 秀雄 ,  松村 貞男 ,  垣内 勇 ,  瀧野 文雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-016267
公開番号(公開出願番号):特開2008-185333
出願日: 2007年01月26日
公開日(公表日): 2008年08月14日
要約:
【課題】接触燃焼式のガスセンサを用いて性質の似たガスでも識別することができるガス識別装置を提供する。【解決手段】触媒の異なる複数のRu、Pd、Pt触媒ガスセンサが備えられている。センサ出力取得部21Cが、センサの低温時に当該センサに吸着した可燃ガスが燃焼しているときの出力を第1燃焼値とし、低温時にセンサ素子に吸着した分の可燃ガスの燃焼が終了した後の出力を第2燃焼値として得る。ガス種分別部が、各ガスセンサの出力によって吸着性の低いガスと判定するとPd及びPt触媒ガスセンサの第2燃焼値Pd-C、Pt-CとRu触媒ガスセンサの第2燃焼値Ru-Cの第1比から水素かプロパンを識別し、吸着性の高いガスと判別すると各ガスセンサの第1燃焼値Ru-A、Pd-A、Pt-A及び第2燃焼値Ru-C、Pd-C、Pt-Cの第2比からエタノールか、トルエンか、キシレンかを識別する。【選択図】図9
請求項(抜粋):
可燃ガスと接触燃焼しない低温及び可燃ガスと接触燃焼する高温に順次温度が制御される接触燃焼式のセンサ素子と互いに異なる触媒とを有する複数のガスセンサと、前記センサ素子の前記低温時に前記触媒に吸着した可燃ガスが燃焼しているときの前記ガスセンサの出力を第1燃焼値とし、前記センサ素子の前記低温時に前記触媒に吸着した分の可燃ガスの燃焼が終了した後の前記ガスセンサの出力を第2燃焼値として得る燃焼値取得手段と、を備え、複数種のガスを識別するガス識別装置において、 前記燃焼値取得手段が取得した前記燃焼値から同じ触媒のガスセンサの前記第1燃焼値及び前記第2燃焼値の第1比を演算する第1比演算手段と、 前記燃焼値取得手段が取得した前記燃焼値から一つのガスセンサの前記第2燃焼値及び他のガスセンサの前記第2燃焼値の第2比を演算する第2比演算手段と、 を設けると共に、 前記第1比演算手段が演算した前記第1比が予め測定した複数種のガスを供給したときの各ガスセンサの出力から定めた吸着判定値を超えていれば吸着性の高いガスであると判定し、前記吸着判定値以下であれば吸着性の低いガスであると判定する第1識別手段と、 前記第1識別手段が前記吸着性の高いガスであると判定したとき、予め測定した前記第1比及び前記ガス種の関係に基づいて前記第1比演算手段が演算した前記第1比からガスを識別する第2識別手段と、 前記第1識別手段が前記吸着性の低いガスであると判定したとき、予め測定した前記第2比及び前記ガス種の関係に基づいて前記第2比演算手段が演算した前記第2比からガスを識別する第3識別手段と、 を備えたことを特徴とするガス識別装置。
IPC (1件):
G01N 27/16
FI (1件):
G01N27/16 Z
Fターム (11件):
2G060AA02 ,  2G060AB03 ,  2G060AB15 ,  2G060AB18 ,  2G060AE19 ,  2G060AF07 ,  2G060BA03 ,  2G060BB18 ,  2G060HC02 ,  2G060HC07 ,  2G060HC13
引用特許:
出願人引用 (5件)
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