特許
J-GLOBAL ID:200903041817217552

インクジェット記録装置、及びインクジェット記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-259493
公開番号(公開出願番号):特開2006-076004
出願日: 2004年09月07日
公開日(公表日): 2006年03月23日
要約:
【課題】 不良ノズルによる画質劣化を抑制する。【解決手段】 濃度に応じた誤差拡散ウィンドウに基づいて、高濃度の着目画素を不良ノズルまたは不良周辺ノズルで記録するときには着目画素の量子化誤差の拡散を禁止し、中濃度の着目画素を不良ノズル及び不良周辺ノズルで記録するときには、この着目画素の量子化誤差の隣接画素への配分量を低濃度のときの配分量に比べて多くし、周辺画素へ拡散するので、誤差拡散によって不良ノズル周辺に過剰に高濃度な領域が広がることを抑制するとともに、不良ノズルによる白筋の発生を抑制することができるので、不良ノズルによる画質劣化を抑制することができる。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
インク滴を複数のノズルの各々から吐出することによって、各画素に対応するドットを記録する記録ヘッドと、 濃度に応じた階調値で各画素のデータが表された画像データの対応する各画素の階調値に入力された累積量子化誤差を加算する加算手段と、 前記画像データの着目画素を正常なドット形成が不可能な不良ノズルで記録するときは、該着目画素の累積量子化誤差が加算された階調値を最小値に変換し、前記着目画素を該不良ノズルの周辺に位置する不良周辺ノズルで記録するとき、及び前記不良ノズル及び前記不良周辺ノズル以外の正常ノズルで記録するときは、該着目画素の累積量子化誤差が加算された階調値を前記記録ヘッドがドットを記録可能な階調値に変換する量子化手段と、 前記着目画素の変換前の階調値と変換後の階調値とで定まる量子化誤差を、該着目画素に隣接する隣接画素を含む所定領域内の各周辺画素毎に該着目画素からの距離が大きくなる程小さくなるように分配する配分量を定めた第1の誤差拡散ウィンドウ、及び前記第1の誤差拡散ウィンドウに比べて各隣接画素の配分量が大きくなるように各周辺画素毎の配分量を定めた第2の誤差拡散ウィンドウを予め記憶した記憶手段と、 前記着目画素を前記正常ノズルで記録するとき、または低濃度の前記着目画素を前記不良ノズルまたは前記不良周辺ノズルで記録するときには、該着目画素の量子化誤差を前記第1の誤差拡散ウィンドウに基づいて周辺画素各々に拡散し、中濃度の前記着目画素を前記不良ノズルまたは前記不良周辺ノズルで記録するときには、該着目画素の量子化誤差を前記第2の誤差拡散ウィンドウに基づいて周辺画素各々に拡散し、高濃度の前記着目画素を前記不良ノズルまたは前記不良周辺ノズルで記録するときには、該着目画素の量子化誤差を隣接画素のみへ拡散または該着目画素の量子化誤差の拡散を禁止し、拡散された量子化誤差の各画素毎の累積量子化誤差を前記加算手段へ入力する誤差拡散手段と、 前記量子化手段によって階調値が変換された画像データに基づいて、階調値が最小値の画素のドット形成を禁止するとともに、階調値が大きくなるほど大きいドットが記録されるように前記記録ヘッドを制御する制御手段と、 を備えたインクジェット記録装置。
IPC (4件):
B41J 2/01 ,  B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/205
FI (3件):
B41J3/04 101Z ,  B41J3/04 103A ,  B41J3/04 103X
Fターム (14件):
2C056EA08 ,  2C056EB08 ,  2C056EB40 ,  2C056EB59 ,  2C056ED01 ,  2C056ED05 ,  2C056FA04 ,  2C057AF31 ,  2C057AF39 ,  2C057AL40 ,  2C057BA03 ,  2C057BA14 ,  2C057CA01 ,  2C057CA05
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る