特許
J-GLOBAL ID:200903041943218270

樹脂組成物の改良

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-501399
公開番号(公開出願番号):特表2001-501981
出願日: 1997年06月13日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】(a)熱硬化性樹脂成分、(b)硬化剤成分、(c)熱可塑性成分の所定量、(d)有機金属硬化触媒成分からなる架橋性組成物、プレプレグ、それらにより成形された製品とその製法,そして成分d)の化合物を使用すること及びそれらの成形時の支持体。形成。成分a)はエポキシ樹脂、付加重合樹脂、ホルムアルデヒド縮合樹脂、シアネート樹脂、イソシアネート樹脂及びそれらの2又はそれ以上の混合物のグループから選択される請求の範囲1記載の組成物要約書
請求項(抜粋):
(a)熱硬化性樹脂成分、 (b)硬化剤成分、 (c)熱可塑性成分の所定量、 (d)有機金属硬化触媒成分からなり、 からなることを特徴とする架橋性組成物。2. 成分a)はエポキシ樹脂、付加重合樹脂、ホルムアルデヒド縮合樹脂、シア ネート樹脂、イソシアネート樹脂及びそれらの2又はそれ以上の混合物のグ ループから選択される請求の範囲1記載の組成物。3. 成分a)は芳香族ジアミン、芳香族モノ第1級アミン、アミノフェノール、 多価フェノール、多価アルコール、ポリカルボン酸及びそれらの混合物から なるグループの1又はそれ以上のモノ-又はポリ-グリシジル誘導体から誘 導されるエポキシ樹脂である請求の範囲1記載の組成物。4. 成分b)はアミノ基当たり500までの分子量を有するアミノ化合物からな る請求の範囲1ないし3のいずれかに記載の組成物。5. 成分c)はエーテル結合の繰り返し単位からなり、さらに必要ならばチオエ ーテル結合の繰り返し単位からなり、前記単位は -(PhSO2Ph)n- とさらに任意に追加される -(Ph)n- からなるグループから選択され、 ここで、Phはフェニレンであり、n=1〜2であり、n=1と2が部 分的に存在していてもよく(can be fractional)、a=1〜3であり、 a=1〜3が部分的に存在していてもよく(can be fractional)、1を 超えると、前記フェニレンは一価の化学結合又は-SO2-以外の二価グ ループにより線状結合しているか、又共に混在しており(fused)、 繰り返し単位-(PhSO2Ph)n-が前記少なくとも1つのポリア リールスルホン内に前記単位-(PhSO2Ph)n-が各々の高分子鎖 中に連続して(sequence)、平均して少なくとも2つの割合で存在してい るような割合であり、前記少なくとも1つのポリアリールスルホンは、A ’が二価の炭化水素基で、Yが水素、エポキシ、シアネート、イソシアネ ート、ビニル、アリル、エチニル、マレイミド官能性基を有するグループ から選択される化学式-A’-Yの反応性ペンダント基及び/又は末端基 を有する請求の範囲1ないし4のいずれかに記載の組成物。6. 前記繰り返し単位の相対割合は平均して少なくとも2つの単位(PhSO 2Ph)nが、存在する各々の高分子鎖の中で隣接位置にあり(immediate mutual succession)、各々1:99と99:1の範囲である請求の範囲 5記載の組成物。7. 繰り返し単位が I XPhSO2PhXPhSO2Ph(”PES”)と II X(Ph)aSO2PhXPhSO2Ph(”PEES”)と ここでXはO又はSであり、これは各繰り返し単位の間で異なり、Iの IIに対する比は(それぞれ)10:90と80:20,好ましくは10: 90と55:45の間である請求の範囲5または6記載の組成物。8. ポリアリールスルホンは他の繰り返し単位の最高50モル%、好ましく 最高25%含まれる請求の範囲5ないし7のいずれかに記載の組成物。9. ポリアリールスルホンの数平均分子量は2000から60000の範囲 内にある請求の範囲1ないし8のいずれかに記載の組成物。10. 成分d)は、例えばエポキシ又はヒドロキシグループまたはA’Yグル ープなどの、熱硬化性樹脂及び熱可塑性樹脂の反応性ベンダント基/ま たは反応性末端基と架橋結合を生成可能である有機金属錯体化合物から 選択された請求の範囲1ないし9のいずれかに記載の組成物。11. 成分d)は、構造式I (I) M(R)n ここで、Mは有機配位子(organic ligand)を配位することができる 金属であり、Rは既知のモノ-、ジ-、トリ-有機配位子(organic li gand)から選択され、nは金属の配位数である有機金属錯体化合物、お よびそれらの活性中間体又は組み合わせ生成物である請求の範囲1ない し10のいずれかに記載の組成物。1
IPC (4件):
C08L101/16 ,  C08K 5/42 ,  C08K 5/56 ,  C08L 63/00
FI (4件):
C08L101/00 ,  C08K 5/42 ,  C08K 5/56 ,  C08L 63/00 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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