特許
J-GLOBAL ID:200903041943370226

移注具キットおよびアダプタ部材

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-089487
公開番号(公開出願番号):特開2007-260162
出願日: 2006年03月28日
公開日(公表日): 2007年10月11日
要約:
【課題】 刺通順序を誤ることなく、両頭針部材に薬剤を収納したバイアルと溶解液を収納した注射器とを装着可能とし、調製された液状薬剤を液漏れすることなく注射器に注入可能とし、液状薬剤を注入した注射器と正しく判別可能とする移注具キットおよびアダプタ部材を提供することである。【解決手段】 両頭針部材2を備えるアダプタ部材1を介して、薬剤が収納されたバイアル4と溶解液を収納した注射器3とを接続する際に、両頭針部材を、バイアルのシール部材6を刺通しない仮止め停止位置に装着し、キャップ部材5を装着した注射器を押し込む操作に連動して、第二針部材22がキャップ部材5を刺通し、先ず注射器と両頭針部材とを接続し、その後で第一針部材21がシール部材6を刺通し、バイアルと両頭針部材とを接続し、アダプタ部材内に両頭針部材を固着して注射器とバイアルとを連結する構成とした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
一端側にバイアルの口部を装着可能なバイアル装着部を備え、他端側に注射器を移動可能に挿着するアダプタ部材を介して、前記バイアルに収納されている薬剤と前記注射器に収納されている溶解液とを混合して液状薬剤を調製する移注具キットであって、 前記注射器は、溶解液を密封するために、注射器内に摺動可能に挿着されるガスケットと注射針接続部が着脱自在に閉鎖されるキャップ部材とを備え、前記バイアルは、その口部に、収納された薬剤を密封するシール部材を備えており、 前記アダプタ部材の内部に、前記シール部材と前記キャップ部材とにそれぞれ刺通可能な第一および第二針部材をその両端側に備え、前記アダプタ部材の内部を摺動自在な両頭針部材を配設すると共に、 前記両頭針部材の前記アダプタ部材内の位置を、前記シール部材を前側として装着する前記バイアルの前記シール部材を刺通しない仮止め停止位置と、前記注射器を押し込むことにより押圧されて前記シール部材を刺通し液状薬剤を調製する作用位置と、に移動自在としたことを特徴とする移注具キット。
IPC (2件):
A61M 5/24 ,  A61M 5/178
FI (2件):
A61M5/24 ,  A61M5/18
Fターム (14件):
4C066AA09 ,  4C066BB01 ,  4C066CC09 ,  4C066DD08 ,  4C066EE06 ,  4C066EE12 ,  4C066FF06 ,  4C066FF07 ,  4C066GG03 ,  4C066GG07 ,  4C066HH24 ,  4C066JJ09 ,  4C066KK16 ,  4C066KK19
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (7件)
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