特許
J-GLOBAL ID:200903041992860891
作業機の制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-033821
公開番号(公開出願番号):特開平10-226498
出願日: 1997年02月18日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 複数の油圧アクチュエータの同時駆動時に油量制限が行われるものにおいて、既に駆動中の油圧アクチュエータが、追加的に駆動する他の油圧アクチュエータの影響を受けてその駆動速度が急変することを可及的に緩和する。【解決手段】 油量制限判別手段33から油量制限信号fが出力されている状態においては、操作レバー(例えば、伸縮操作レバー21)の操作量の変更に対応して駆動速度が変更される一方の油圧アクチュエータ9の駆動速度の変更と、該一方の油圧アクチュエータ9の駆動速度の変更に伴ってその駆動速度が変更される他方の油圧アクチュエータ(例えば、旋回用油圧モータ11)の駆動速度の変更とを徐々に行うようにその制御特性が変更されるので、上記一方の油圧アクチュエータ9の駆動に伴う油量制限の影響を受けて上記他方の油圧アクチュエータ11の駆動速度が減速される場合におけるその減速度が小さく、それだけ上記他方の油圧アクチュエータ11の減速に起因する駆動ショックが低減され、延いては作業機1の操作フィーリングの向上が図れる。
請求項(抜粋):
油圧源からの供給油を受けて作業機を駆動する複数の油圧アクチュエータと、該複数の油圧アクチュエータを駆動するために該各油圧アクチュエータにそれぞれ対応して設けられた複数の駆動制御手段と、該各駆動制御手段のそれぞれに操作信号を出力する複数の操作レバーと、上記各油圧アクチュエータのそれぞれに供給される油量を制限する複数の油量制限手段と、上記各操作レバーの操作に基づき上記各駆動制御手段から上記各油圧アクチュエータに供給されるべき油量の合計を合計要求油量として算出する合計必要油量算出手段と、上記油圧源の供給油量を算出する供給油量算出手段と、上記合計要求油量と供給油量とを比較して該合計要求油量が上記供給油量以下である場合には上記油量制限手段による上記各油圧アクチュエータへの供給油量の制限を行わない一方、上記合計要求油量が上記供給油量以上である場合には該合計要求油量が上記供給油量以下となるように上記油量制限手段により上記各油圧アクチュエータへの供給油量を制限するように該油量制限手段に油量制限信号を出力する油量制限判別手段とを備えてなる作業機の制御装置であって、上記油量制限判別手段から油量制限信号が出力されている状態においては、上記操作レバーの操作量の変更に対応して駆動速度が変更される一方の油圧アクチュエータの駆動速度の変更と、該一方の油圧アクチュエータの駆動速度の変更に伴ってその駆動速度が変更される他方の油圧アクチュエータの駆動速度の変更とを徐々に行うようにその制御特性を変更する制御特性変更手段を備えたことを特徴とする作業機の制御装置。
IPC (3件):
B66F 9/22
, B66C 13/20
, B66F 11/04
FI (4件):
B66F 9/22 W
, B66F 9/22 S
, B66C 13/20
, B66F 11/04
引用特許:
出願人引用 (4件)
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高所作業車
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-231836
出願人:株式会社豊田自動織機製作所
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特開平4-050505
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油圧アクチユエータの作動スピード制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-221775
出願人:新明和工業株式会社
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建設機械の油圧回路
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-227876
出願人:カヤバ工業株式会社
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審査官引用 (4件)
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高所作業車
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-231836
出願人:株式会社豊田自動織機製作所
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建設機械の油圧回路
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-227876
出願人:カヤバ工業株式会社
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特開平4-050505
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