特許
J-GLOBAL ID:200903042074005250

圧電共振子およびそれを用いた電子部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 全啓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-038350
公開番号(公開出願番号):特開平10-093380
出願日: 1997年02月05日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 共振周波数と反共振周波数との差ΔFを広い範囲で調整できて特性の設計自由度が大きく、スプリアスが小さい圧電共振子およびそれを用いた電子部品を得る。【解決手段】 圧電共振子10は、基体12を含む。基体12には、長手方向の中央部に圧電体が配置され、その両端部に誘電体が配置されている。基体12内には、複数の電極14が形成される。基体12の中央部の圧電体層は、1つの電極14の両側において、互いに逆向きとなるように基体12の長手方向に分極される。そして、この基体12の中央部が振動部24として用いられる。一方、基体12の両端部の誘電体は分極されずに容量部26として用いられる。そして、電極14の隣合うものが、それぞれ入出力電極としての外部電極20および外部電極22に接続される。
請求項(抜粋):
長手方向を有する基体、少なくとも1つの圧電体と、前記圧電体の少なくとも一部を挟んで前記基体の長手方向と直交する方向に配置される少なくとも1対の電極とからなり、前記基体の一部を構成する振動部、および前記振動部とともに前記基体の一部を構成し、前記振動部と電気的に並列に接続される容量部を含み、前記振動部の前記圧電体は、前記基体の長手方向に分極されるとともに、前記電極間において前記基体の長手方向に電界が加えられて、前記基体に長さ振動モードの基本振動を励振するよう構成された、圧電共振子。
IPC (2件):
H03H 9/17 ,  H03H 9/58
FI (2件):
H03H 9/17 A ,  H03H 9/58 A
引用特許:
審査官引用 (16件)
  • 特公平5-035607
  • 特公昭63-024324
  • 特開昭63-072211
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