特許
J-GLOBAL ID:200903042119682851

車両の減衰力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-183732
公開番号(公開出願番号):特開平8-040034
出願日: 1994年08月04日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 車体の路面外乱によるロール又はピッチに対しても、車体のあおりに対しても減衰力が最適に制御されるようにする。【構成】 車体の前後又は左右に振動センサを設け、検出した各振動の方向が同じであるときの振動は車体の共振周波数に対応したあおりであり、前記各振動の方向が異なるときの振動は路面外乱による車体のロール又はピッチであると判定する(ステップ110)。車体の振動があおりに関するものであるとき、振動レベルが大きくなければ減衰力を大きい側に切り換えない(ステップ112)。車体の振動がロール又はピッチに関するものであれば、振動レベルが小さくても減衰力を大きい側に切り換える(ステップ108)。これにより、ロール又はピッチに対する減衰力の制御感度をあおりの場合よりも高くする。
請求項(抜粋):
車輪と車体との間に設けられ車体の上下動に対する減衰力を変更可能な減衰力変更機構を制御するための車両の減衰力制御装置において、水平方向の位置を異ならせた車体の少なくとも2箇所に設けられて同2箇所における上下方向の振動をそれぞれ検出する第1及び第2振動センサと、前記第1及び第2振動センサにより検出された振動に基づいて車体の上下方向の振動が大きくなったとき前記減衰力変更機構を制御して車体の上下動に対する減衰力を大きくする減衰力制御手段と、前記第1及び第2振動センサにより検出された各振動が同相関係又は逆相関係のいずれかにあるかを判定して前記減衰力制御手段による減衰力の制御感度を同判定結果に応じて変更する感度制御手段とを設けたことを特徴とする車両の減衰力制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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