特許
J-GLOBAL ID:200903042193988946

トラクションコントロール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-208317
公開番号(公開出願番号):特開平8-072689
出願日: 1994年09月01日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 駆動輪スリップの発生時、左右駆動輪へのブレーキ液圧を増圧・保持・減圧する左右独立制動力制御により駆動輪スリップを抑制するトラクションコントロール装置において、低μ登坂路での発進時、左右駆動輪で同等の駆動輪スリップ抑制作用を確保しながら発進性能の向上を図ること。【構成】 車両発進検出時、制御で用いるスリップ状態しきい値として左右駆動輪で異なる値を選択するスリップ状態しきい値選択手段eと、制御開始時は選択されたスリップ状態しきい値を用い、制御開始後は増圧・保持・減圧の制御サイクル毎に交互に変えたスリップ状態しきい値を用い、左右駆動輪で独立にブレーキ液圧を制御する左駆動輪ブレーキ液圧制御手段g及び右駆動輪ブレーキ液圧制御手段iを設けた。
請求項(抜粋):
駆動輪スリップの発生時、左右駆動輪へのブレーキ液圧を増圧・保持・減圧する左右独立制動力制御により駆動輪スリップを抑制するトラクションコントロール装置において、左駆動輪のスリップ状態を算出する左スリップ状態算出手段と、右駆動輪のスリップ状態を算出する右スリップ状態算出手段と、少なくとも駆動輪スリップの許容程度の異なる第1スリップ状態しきい値と第2スリップ状態しきい値とを設定しているスリップ状態しきい値設定手段と、車両発進状態を検出する発進検出手段と、車両発進検出時、制御で用いるスリップ状態しきい値として左右駆動輪で異なる値を選択するスリップ状態しきい値選択手段と、制御開始時は選択されたスリップ状態しきい値を用い、制御開始後は増圧・保持・減圧の制御サイクル毎に交互に変えたスリップ状態しきい値を用い、左駆動輪へのブレーキ液圧を制御する指令を左駆動輪ブレーキ液圧アクチュエータに出力する左駆動輪ブレーキ液圧制御手段と、制御開始時は選択されたスリップ状態しきい値を用い、制御開始後は増圧・保持・減圧の制御サイクル毎に交互に変えたスリップ状態しきい値を用い、右駆動輪へのブレーキ液圧を制御する指令を右駆動輪ブレーキ液圧アクチュエータに出力する右駆動輪ブレーキ液圧制御手段と、を備えていることを特徴とするトラクションコントロール装置。
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 制動力制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-330660   出願人:日産自動車株式会社
  • 特開昭64-044368
  • 特開昭64-044369
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