特許
J-GLOBAL ID:200903042270315712

動圧流体軸受を備えたモータ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-037700
公開番号(公開出願番号):特開平8-214497
出願日: 1995年01月31日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 高速回転時に生ずるオイル不足による焼き付けを防止する。【構成】 シャフト21と、シャフト保持部材26と、シャフト21に設けられたスラストプレート23と、を有し、スラストプレート23とシャフト保持部材26との間にスラスト動圧流体軸受手段54a,54bが夫々介在され、シャフト21とシャフト保持部材26との間にラジアル動圧流体軸受手段27が介在されたモータ。スラストプレート23は円板状部材から構成され、円板状部材の外周面とシャフト保持部材26の内周面との間には環状空間64が規定され、環状空間64の一部に余剰のオイルが収容され、円板状部材には、環状空間64を大気に連通するための連通孔42が設けられている。
請求項(抜粋):
シャフトと、該シャフトを軸受保持するシャフト保持部材と、該シャフトに設けられたスラストプレートと、を有し、該スラストプレートの上面及び下面と該シャフト保持部材との間にスラスト動圧流体軸受手段が夫々介在され、該シャフトと該シャフト保持部材との間にラジアル動圧流体軸受手段が介在されたモータにおいて、 該スラストプレートは円板状部材から構成され、該シャフト保持部材における、該円板状部材の外周面と対向する内周面は円筒状であり、該円板状部材の該外周面と該シャフト保持部材の該内周面との間には環状空間が規定され、該環状空間の一部に余剰のオイルが収容され、該円筒状部材には、該環状空間を大気に連通するための連通孔が設けられており、モータが回転していないときには、該環状空間内の該オイルはその下部に溜まり、該環状空間内の、該オイルの上方に存在する空間が、該連通孔を介して大気に連通し、モータが高速回転しているときには、該環状空間内の該オイルは該シャフト保持部材の該内周面に沿って保持され、該内周面に沿って保持された該オイルを介して、該スラストプレートの上面側の該スラスト動圧流体軸受手段の該オイルと、該スラストプレートの下面側の該スラスト動圧流体軸受手段の該オイルとが、連続した状態となり、また該環状空間内の、該内周面に保持された該オイルの内側に生成される空間が、該連通孔を介して大気に連通される、ことを特徴とするモータ。
IPC (2件):
H02K 7/08 ,  H02K 5/167
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • スピンドルモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-117924   出願人:日本電産株式会社
  • スピンドルモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-050065   出願人:日本電産株式会社

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