特許
J-GLOBAL ID:200903082122699821

有機性廃水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉田 勝広 (外2名) ,  吉田 勝広 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-224470
公開番号(公開出願番号):特開平11-047784
出願日: 1997年08月07日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 最終段階の処理水の水質を悪化させずに処理効率を格段に向上させ、且つ余剰汚泥量を簡便な方法で大幅に減量化させる、小規模施設にも適用できる簡易且つ経済的な活性汚泥法を利用した有機性廃水の処理方法の提供。【解決手段】 第1処理槽内で原生動物の実質的不存在下、被処理水を細菌処理して有機物を酸化分解すると共に非凝集性細菌に変換した後、活性汚泥が存する第2処理槽へと導入し、該槽内で非固着性原生動物の実質的不存在下、固着性原生動物処理して非凝集性細菌を固着性原生動物に捕食除去させる2相活性汚泥法により処理した後、第2処理槽内又は沈澱槽内から汚泥の少なくとも一部を反応処理槽へと導入し、該槽内で汚泥を構成している微生物を殺菌及び可溶化処理した後、処理汚泥を第1又は第2処理槽内へ導入する有機性廃水の処理方法。
請求項(抜粋):
有機物を含む被処理水を好気的微生物を含む活性汚泥法により浄化処理する有機性廃水の処理方法において、被処理水を第1処理槽に導入し、該第1処理槽内で原生動物の実質的不存在下で細菌処理し、該被処理水中に含まれる有機物を酸化分解すると共に非凝集性細菌に変換した後、第1処理槽からの非凝集性細菌を含む廃水を活性汚泥が存する第2処理槽に導入し、該第2処理槽内で非固着性原生動物の実質的不存在下、固着性原生動物処理して非凝集性細菌を固着性原生動物に捕食除去させる2相活性汚泥法によって処理した後、第2処理槽内又は第2処理槽の下流に設けられた沈殿槽内から汚泥の少なくとも一部を抜き出して反応処理槽へと導入し、該反応処理槽内で汚泥を構成している微生物を殺菌及び可溶化処理した後、処理された汚泥を上記第1処理槽又は第2処理槽内へと導入することを特徴とする有機性廃水の処理方法。
IPC (4件):
C02F 3/12 ZAB ,  C02F 3/12 ,  C02F 1/72 ZAB ,  C02F 11/06 ZAB
FI (4件):
C02F 3/12 ZAB B ,  C02F 3/12 S ,  C02F 1/72 ZAB Z ,  C02F 11/06 ZAB A
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 有機性排液の好気性処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-298695   出願人:栗田工業株式会社
  • 特公昭56-048235
  • 特開昭56-048235
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