特許
J-GLOBAL ID:200903042330939508

プラズマディスプレイパネルの駆動方法、駆動回路及びプラズマ表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-053805
公開番号(公開出願番号):特開2002-258795
出願日: 2001年02月28日
公開日(公表日): 2002年09月11日
要約:
【要約】【課題】 誤書き込みの発生を防止しながら消費電力を低減することができるプラズマディスプレイパネルの駆動方法、駆動回路及びプラズマ表示装置を提供する。【解決手段】 プライミング消去パルスPpreの印加の結果、走査電極及び維持電極間で弱い放電が発生するが、走査電極及びデータ電極間では、対向放電が発生しないか、又は対向放電が発生しても極めて微弱なものである。従って、走査電極及び維持電極に付着した壁電荷は、その後のアドレス期間Taにおいて誤放電が発生しない程度に減少され、データ電極には正極性の壁電荷が減少せずにそのまま残っているか、又は比較的多量の壁電荷が付着したまま残っている。この結果、低いデータ電圧Vdであっても十分な書込放電が発生する。
請求項(抜粋):
対向して配置された第1及び第2の基板、前記第1の基板における前記第2の基板との対向面側に互いに交互に設けられ第1の方向に延びる複数本の走査電極及び維持電極、並びに前記第2の基板における前記第1の基板との対向面側に設けられ前記第1の方向に直交する第2の方向に延びる複数本のデータ電極が設けられ、前記走査電極及び維持電極と前記データ電極との各交点に表示セルが配置されたプラズマディスプレイパネルに映像信号に応じた表示を行わせるプラズマディスプレイパネルの駆動方法において、前記走査電極上に負の壁電荷を形成し前記維持電極及びデータ電極上に正の壁電荷を形成する工程と、前記走査電極上の負の壁電荷、前記維持電極上の正の壁電荷及び前記データ電極上の正の壁電荷の量を調整する工程と、前記走査電極の電位を正の一定値に設定する工程と、前記走査電極に前記一定値よりも低い電圧の走査パルスを順次印加すると共に、前記映像信号に基づいて前記データ電極に立ち上がるデータパルスを印加して選択的に書込放電を発生させる工程と、を有し、前記壁電荷の量を調整する工程における前記走査電極の最終到達電位を(Vs,pe)、前記維持電極の電位をVc1、前記データ電極の電位を(Vd,pe)とし、前記走査パルスの電位を(Vs,w)とし、前記映像信号に基づいて前記走査パルスが印加されても前記データパルスが印加されない表示セルにおける前記データ電極の電位を(Vd,w)とし、前記走査パルス及びデータパルスを印加する工程における前記維持電極の電位をVc2としたときに、(Vd,pe)-(Vs,pe)<(Vd,w)-(Vs,w)及びVc1≦Vc2の関係が成り立つことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
IPC (5件):
G09G 3/28 ,  G09G 3/20 611 ,  G09G 3/20 621 ,  G09G 3/20 622 ,  G09G 3/20 670
FI (6件):
G09G 3/20 611 A ,  G09G 3/20 621 H ,  G09G 3/20 622 C ,  G09G 3/20 670 E ,  G09G 3/28 E ,  G09G 3/28 H
Fターム (12件):
5C080AA05 ,  5C080BB05 ,  5C080DD09 ,  5C080DD24 ,  5C080DD26 ,  5C080HH02 ,  5C080HH04 ,  5C080HH07 ,  5C080JJ02 ,  5C080JJ03 ,  5C080JJ04 ,  5C080JJ05
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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