特許
J-GLOBAL ID:200903042393361174

溶媒リサイクル装置を備える液体クロマトグラフ及びこれを用いた使用済み溶媒の回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 熊谷 浩明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-333695
公開番号(公開出願番号):特開2001-153852
出願日: 1999年11月25日
公開日(公表日): 2001年06月08日
要約:
【要約】【課題】ゲルパーミエーションクロマトグラフィーなどで生ずる廃液から再生溶媒を回収する溶媒リサイクル装置を備える液体クロマトグラフとその回収法の提供。【解決手段】循環系を形成する液体クロマトグラフ11と溶媒リサイクル装置31とを有し、液体クロマトグラフ11が備える検出器19と溶媒S1 を貯留させた溶媒第1貯槽12及び/又は溶媒第2貯槽13との間には、検出器19を経て廃液Wとして導入される移動相を不活性ガス中で蒸留すべく含有成分である溶媒の沸点との関係で定まる適温での加熱制御を自在に形成された耐圧蒸留部32と、該耐圧蒸留部32内にて発生させた蒸気を不活性ガスとともに導入して冷却・液化し再生溶媒S2 として溶媒貯槽内への還流を自在に形成された冷却部45とを少なくとも具備させ、廃液W中から再生溶媒S2 を回収する。また、液体クロマトグラフと溶媒リサイクル装置とを非循環系とすることもできる。
請求項(抜粋):
全体で循環系を形成して組み合わされた液体クロマトグラフと溶媒リサイクル装置とで構成され、前記液体クロマトグラフは、溶媒を貯留させた溶媒貯槽と、該溶媒貯槽から溶媒を下流へと圧送すべく配置されたポンプと、該ポンプを介して圧送される溶媒中に試料を注入する試料注入器と、溶媒に試料を注入した後の移動相が流入する分離カラムと、該分離カラムを経た移動相中の試料成分を検出する検出器と、該検出器による検出結果を記録する記録計とを少なくとも備え、前記検出器と溶媒貯槽との間に配設される溶媒リサイクル装置は、検出器を経て廃液として導入される移動相を不活性ガス中で蒸留すべく含有成分である溶媒の沸点との関係で定まる適温での加熱制御を自在に形成された耐圧蒸留部と、該耐圧蒸留部内にて発生させた蒸気を不活性ガスとともに導入して冷却・液化し再生溶媒として前記溶媒貯槽内への還流を自在に形成された冷却部とを少なくとも備えることを特徴とする溶媒リサイクル装置を備える液体クロマトグラフ。
IPC (4件):
G01N 30/26 ,  B01D 5/00 ,  B01D 15/08 ,  G01N 30/54
FI (6件):
G01N 30/26 H ,  G01N 30/26 M ,  G01N 30/26 N ,  B01D 5/00 E ,  B01D 15/08 ,  G01N 30/54 G
Fターム (4件):
4D017DA03 ,  4D017EB10 ,  4D076AA12 ,  4D076BC03
引用特許:
審査官引用 (5件)
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