特許
J-GLOBAL ID:200903042513126603

放電加工の送り制御方法及び放電加工の制御方法、並びに放電加工の送り制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-343479
公開番号(公開出願番号):特開2000-167717
出願日: 1998年12月02日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】放電加工機の主軸やクイルの送り駆動手段としてリニアモータを使用するに際して、当モータの高速で、高応答性及び高制御性を充分に利用すること。【解決手段】加工電極6を取付けたクイルを可動子として送り移動させるように、固定子と共にリニアモータ10を構成し、クイルの直線移動位置を検出して当モータの作動を制御する。サーボ送り制御は、リニアモータへの出力電流を検出、フィードバックし、サーボアンプ28にトルク指令を出力すると共に、位置検出装置13による検出速度と位置信号をPIDサーボアルゴリズム部29にフィードバック制御する。更に、加工電圧を検出して、ローパスフィルタリングし、A/D変換して順次得たデータの平均を加工間隙平均電圧として、予め設定したサーボ基準電圧との偏差電圧を、前記位置信号、加工位置及び速度指令31,32と共に移動指令分割部30に入力し、移動量指令をPID部へ出力する。
請求項(抜粋):
加工電極と被加工体とが相対向して形成する微小加工間隙に加工液を介在させ、前記加工間隙をサーボ送り制御によって所定に維持させながら休止時間を置いた間欠的な電圧パルスを印加し、くり返し放電を発生させて加工する放電加工の前記サーボ送り制御方法において、前記サーボ制御の送り機構が、加工電極または被加工体を取付けたクイルと、該クイルを送り方向に直線移動可能に案内保持する直線案内装置と、前記クイルを可動子として送り移動させるように固定子とともに組み込まれたリニアモータと、前記クイルの直線移動位置を検出して前記リニアモータの作動を制御するリニア位置検出装置とを備え、前記のサーボ送り制御が、前記リニアモータへ出力するサーボアンプの出力電流を検出フィードバックして前記サーボアンプにトルク指令を出力するとともに、前記位置検出装置による検出速度と位置の信号がフィードバックしているPID制御のサーボアルゴリズム部と、加工位置指令と加工速度指令が制御部から入力し、設定サーボ基準電圧と加工間隙電圧との比較による偏差電圧と前記位置検出装置からのフィードバック位置信号とにより移動量の指令を前記サーボアルゴリズム部へ出力する移動指令分割部とを備え、さらに前記加工間隙電圧の検出部であって、前記加工間隙電圧をローパスフィルタリングするとともにサンプリング検出及びA/D変換して順次に得たデータの平均値を取って蓄積し、前記移動指令分割部からの所定の短い時間毎のリクエストに応じ、前記蓄積したデータを前記所定の短い時間中の加工間隙平均電圧として前記基準電圧との比較演算処理に繰り返し出力させて前記サーボ送り制御することを特徴とする放電加工のサーボ送り制御方法。
IPC (5件):
B23H 7/18 ,  B23H 1/02 ,  B23H 7/26 ,  B23H 7/30 ,  B23H 7/32
FI (5件):
B23H 7/18 ,  B23H 1/02 F ,  B23H 7/26 C ,  B23H 7/30 ,  B23H 7/32
Fターム (6件):
3C059AA01 ,  3C059AB01 ,  3C059CC03 ,  3C059CH01 ,  3C059CH04 ,  3C059DE04
引用特許:
審査官引用 (2件)

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