特許
J-GLOBAL ID:200903042569448794

マグネシウム、チタン、ハロゲンおよび電子ドナーを含む触媒成分、その製造方法および使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 光夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-563705
公開番号(公開出願番号):特表2002-522578
出願日: 1999年08月09日
公開日(公表日): 2002年07月23日
要約:
【要約】本発明は、オレフィン重合触媒成分の新規製造法、新規重合触媒成分およびその使用方法に関する。本発明方法では、マグネシウムジアルキルまたはジハライドまたはアルキルアルコキシドをアルコールと反応させ、反応生成物を不飽和ジカルボン酸ジハライドおよびチタンテトラハライドと反応させる。エチレングリコールなどの多価アルコールを使用することにより、特に良好な触媒活性および形態が達成される。
請求項(抜粋):
マグネシウムジハライド、チタンテトラハライドおよび内部電子ドナーEDとしてのジカルボン酸ジエステルを含むオレフィン重合触媒成分の製造方法において、下記工程:(i)ジアルキルマグネシウムR 2Mg、アルキルマグネシウムアルコキシドRMgOR(ここで、各Rは同じまたは異なるC1〜C20アルキルである)、およびマグネシウムジハライドMgX2(ここで、Xはハロゲンである)から成る群から選択される少なくとも1種のマグネシウム化合物(a)を、少なくとも1種の1価アルコールR’OHと少なくとも1種の多価アルコールR’(OH)mとの混合物および少なくとも1種の多価アルコールR’(OH)m(ここで、R’は、同じまたは異なる、各々1価またはm価のC1〜C20炭化水素基であり、mは2、3、4、5および6から選択される整数である)から成る群から選択される少なくとも1種のアルコール(b)と溶液中で反応させて第一中間体(ab)を得る工程、(ii)該第一中間体(ab)を少なくとも1種のジカルボン酸ジハライド(c)と溶液中で反応させて第二中間体(abc)を得る工程、ここで、ジカルボン酸ジハライド(c)は、該カルボン酸ジエステルの本質的に全てを生成し、かつ式(1)を有する:【化1】[式中、各R”は同じまたは異なるC1〜C20炭化水素基であるか、あるいは両方のR”が式の2個の不飽和炭素と一緒になってC5〜C20脂肪族環または芳香族環を形成し、X’はハロゲンである]、および(iii)該第二中間体(abc)を少なくとも1種のチタンテトラハライドTiX”4(d)(ここで、X”はハロゲンである)と反応させる工程、(iv)粗製形態の該触媒成分、または該触媒成分の前駆体を析出によって回収する工程、および(v)所望により該粗製触媒成分または該前駆体を洗浄して該触媒成分を得る工程を特徴とする方法。
IPC (2件):
C08F 4/654 ,  C08F 10/00
FI (2件):
C08F 4/654 ,  C08F 10/00
Fターム (46件):
4J028AA01A ,  4J028AB01A ,  4J028AC05A ,  4J028BA00A ,  4J028BA01A ,  4J028BA01B ,  4J028BB00A ,  4J028BB01B ,  4J028BC05A ,  4J028BC07A ,  4J028BC16B ,  4J028BC17B ,  4J028BC18B ,  4J028CA16A ,  4J028CB11A ,  4J028CB22A ,  4J028CB58A ,  4J028EB03 ,  4J028EB04 ,  4J028EC01 ,  4J028EC02 ,  4J100AA03P ,  4J100CA01 ,  4J100CA04 ,  4J100FA09 ,  4J128AA01 ,  4J128AB01 ,  4J128AC05 ,  4J128BA00A ,  4J128BA01A ,  4J128BA01B ,  4J128BB00A ,  4J128BB01B ,  4J128BC05A ,  4J128BC07A ,  4J128BC16B ,  4J128BC17B ,  4J128BC18B ,  4J128CA16A ,  4J128CB11A ,  4J128CB22A ,  4J128CB58A ,  4J128EB03 ,  4J128EB04 ,  4J128EC01 ,  4J128EC02
引用特許:
審査官引用 (7件)
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