特許
J-GLOBAL ID:200903042641360910
モータ装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
山崎 宏
, 田中 光雄
, 仲倉 幸典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-283552
公開番号(公開出願番号):特開2008-104267
出願日: 2006年10月18日
公開日(公表日): 2008年05月01日
要約:
【課題】停止状態において回転子の初期位置を容易に推定することができ、推定された回転子の初期位置に基づいて安定した起動ができるモータ装置を提供する。【解決手段】コイルLu,Lv,Lwが相毎に巻回された複数の突極を有する固定子2と複数の突極を有する回転子1とを有するモータ部10の停止状態から起動するとき、インバータ制御装置23aによって、インバータ部22からモータ部10の固定子2の各相のコイルLu,Lv,Lwに対して同一の電圧パルスを同時に印加する。この電圧パルスの印加中に電流センサCTu,CTv,CTwにより検出された各相のコイルLu,Lv,Lwに流れる電流の電流偏差に基づいて、回転位置同定部23dにより固定子2に対する回転子1の回転位置を同定する。同定された回転子1の回転位置に基づいて、回転子1を回転させる電圧を出力するようにインバータ部22を制御してモータ部10を起動する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
コイル(Lu,Lv,Lw)が相毎に巻回された複数の突極を有する固定子(2)と、上記固定子(2)の上記コイル(Lu,Lv,Lw)に電流を供給することにより上記固定子(2)の上記突極に生じた磁気吸引力により回転する複数の突極を有する回転子(1)とを有するモータ部(10)と、
上記モータ部(10)の上記固定子(2)の上記各相のコイル(Lu,Lv,Lw)に電圧を印加するインバータ部(22)と、
上記インバータ部(22)から上記モータ部(10)の上記固定子(2)の上記各相のコイル(Lu,Lv,Lw)に流れる電流を検出する電流検出部(CTu,CTv,CTw)と、
上記電流検出部(CTu,CTv,CTw)により検出された上記モータ部(10)の上記各相のコイル(Lu,Lv,Lw)に流れる電流に基づいて、上記インバータ部(22)を制御すると共に、上記モータ部(10)の上記回転子(1)の停止状態から起動するときに、上記インバータ部(22)から上記モータ部(10)の上記固定子(2)の各相のコイル(Lu,Lv,Lw)に対して同一の電圧パルスを同時に印加するインバータ制御部(23a)と、
上記インバータ部(22)からの上記同一の電圧パルスの印加時に上記電流検出部(CTu,CTv,CTw)により検出された上記モータ部(10)の上記各相のコイル(Lu,Lv,Lw)に流れる電流に基づいて、上記固定子(2)に対する上記回転子(1)の回転位置を同定する回転位置同定部(23d)と
を備え、
上記回転位置同定部(23d)により同定された上記固定子(2)に対する上記回転子(1)の回転位置に基づいて、上記インバータ制御部(23a)は、上記回転子(1)を回転させる電圧を出力するように上記インバータ部(22)を制御して上記モータ部(10)を起動することを特徴とするモータ装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (11件):
5H560BB04
, 5H560BB18
, 5H560DA14
, 5H560DC12
, 5H560EB01
, 5H560HA09
, 5H560SS07
, 5H560TT11
, 5H560UA02
, 5H560UA05
, 5H560XA12
引用特許:
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