特許
J-GLOBAL ID:200903042773812071

X線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-112899
公開番号(公開出願番号):特開2009-261519
出願日: 2008年04月23日
公開日(公表日): 2009年11月12日
要約:
【課題】 造影剤濃度などの造影条件に拘わらず、マルチエネルギー撮影により組織を識別し、所望の組織を適切に可視化するX線CT装置を提供する。 【解決手段】 再構成画像中に出現が想定される組織情報を設定する組織情報設定手段(S10)と、前記設定した組織情報を用いて造影剤注入開始からのCT値の時間変化を予測するCT値時間変化曲線予測手段(S20)と、前記予測したCT値の時間変化曲線に基づいて前記識別する組織の識別データを作成する識別データ作成手段(S30)とによりCT値マップを作成する。このCT値マップにマルチエネルギー撮影による再構成画像(S40)のCT値を射影して前記組織を組織識別手段(S50)で識別し、この識別結果を表示装置に表示する(S60)。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
被検体に照射するX線を発生するX線発生手段と、前記被検体を透過したX線を検出するX線検出手段と、前記X線発生手段と前記X線検出手段を搭載して前記被検体の周りを回転するスキャナ回転手段と、前記X線検出手段で検出した透過X線量に基づき2以上の異なるX線エネルギーの投影データを前記被検体の所定のスライス位置について取得するマルチエネルギーデータ取得手段と、前記投影データを用いてエネルギー毎画像を再構成する画像再構成手段と、前記スライス位置のCT値マップを作成するCT値マップ作成手段と、前記再構成画像のCT値を前記CT値マップに射影して前記スライス位置の組織を識別する組織識別手段と、この組織識別手段で識別した画像を表示する表示手段とを備えたX線CT装置において、 前記CT値マップ作成手段は、再構成画像中に出現が想定される組織情報を設定する組織情報設定手段と、前記設定した組織情報を用いて造影剤注入開始からのCT値の時間変化を予測するCT値時間変化曲線予測手段と、前記予測したCT値の時間変化曲線に基づいて前記識別する組織の識別データを作成する識別データ作成手段とを備えることを特徴とするX線CT装置。
IPC (1件):
A61B 6/03
FI (2件):
A61B6/03 373 ,  A61B6/03 375
Fターム (18件):
4C093AA22 ,  4C093AA24 ,  4C093BA03 ,  4C093BA07 ,  4C093BA15 ,  4C093CA21 ,  4C093DA02 ,  4C093EA07 ,  4C093EB17 ,  4C093EE20 ,  4C093FA15 ,  4C093FD03 ,  4C093FF22 ,  4C093FF23 ,  4C093FF35 ,  4C093FF42 ,  4C093FG01 ,  4C093FH07
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第3405760号公報
  • X線CT装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-353020   出願人:株式会社島津製作所
審査官引用 (2件)

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