特許
J-GLOBAL ID:200903082075372665

身体構成要素内の物質の濃度の決定方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-045267
公開番号(公開出願番号):特開2007-229464
出願日: 2007年02月26日
公開日(公表日): 2007年09月13日
要約:
【課題】未知の割合にある2つの異なる構成要素成分からなる身体構成要素内の物質の簡単なかつ信頼性のある濃度決定を可能にする。【解決手段】X線の2つの異なるスペクトル分布で身体構成要素の2つのコンピュータ断層撮影が記録され、両コンピュータ断層撮影から、X線減弱値xを含んでいる2つの画像データセットが再構成され、両画像データセットの各関心ボクセルについてのX線減弱値が3つの成分のX線減弱値に分解され、3つの成分のうち、第1の成分および第2の成分が身体構成要素の2つの異なる構成要素成分であり、第3の成分が濃度を決定される物質であり、分解は、物質が存在しない場合に、身体構成要素のX線減弱値xMが第1の成分および第2の成分のX線減弱値xM1,xM2から、xM=f×xM1+(1-f)×xM2なる方程式に基づいて合成されるという前提で行なわれ(fは身体構成要素内の第1の成分の容積割合に相当)、分解に基づいて各関心ボクセルについて物質の濃度が決定される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
未知の割合にある2つの異なる構成要素成分からなる身体構成要素内の物質の濃度を決定する方法において、 多エネルギーコンピュータ断層撮影装置(6)によりX線の2つの異なるスペクトル分布で身体構成要素の2つのコンピュータ断層撮影が記録され、 両コンピュータ断層撮影から、X線減弱値xを含んでいる2つの画像データセット(1,2)が再構成され、 両画像データセット(1,2)の各関心ボクセルについてのX線減弱値が3つの成分のX線減弱値に分解され、これらの3つの成分のうち、第1の成分および第2の成分が身体構成要素の2つの異なる構成要素成分であり、第3の成分が濃度を決定される物質であり、しかも分解は、濃度を決定される物質が存在しない場合に、身体構成要素のX線減弱値xMが第1の成分のX線減弱値xM1および第2の成分のX線減弱値xM2から、 xM=f×xM1+(1-f)×xM2 なる方程式に基づいて合成されるという前提のもとに行なわれ(ただし、fは身体構成要素内の第1の成分の容積割合に相当する。)、 分解に基づいて各関心ボクセルについて物質の濃度が決定される ことを特徴とする身体構成要素内の物質の濃度の決定方法。
IPC (1件):
A61B 6/03
FI (2件):
A61B6/03 373 ,  A61B6/03 375
Fターム (8件):
4C093AA22 ,  4C093AA24 ,  4C093DA10 ,  4C093EA07 ,  4C093FD12 ,  4C093FD13 ,  4C093FF15 ,  4C093FF27
引用特許:
審査官引用 (5件)
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