特許
J-GLOBAL ID:200903042780703865
表面被覆切削工具
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-005226
公開番号(公開出願番号):特開2004-216488
出願日: 2003年01月14日
公開日(公表日): 2004年08月05日
要約:
【課題】特に鋳鉄の断続切削等の工具切刃に強い衝撃がかかるような過酷な切削条件においても、すくい面における硬質被覆層でのTiCN層付近でチッピングや硬質被覆層の剥離が発生することなく硬質被覆層の密着性を高めることができるとともに、優れた耐欠損性および耐摩耗性を有する長寿命の切削工具を提供する。【解決手段】超硬合金、サーメットまたはセラミックスからなる母材2の表面に、少なくともTiCN層7を1層具備する硬質被覆層3を被着形成し、すくい面4と逃げ面5の交差稜を切刃6として用い、TiCN層7を含む断面における走査型顕微鏡写真において、TiCN層7が母材2に対して垂直な方向に成長した筋状結晶からなるとともに、すくい面4表面に位置する筋状結晶の平均幅w1が、逃げ面5表面に位置する筋状結晶の平均幅w2よりも狭い表面被覆切削工具1を作製する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
超硬合金、サーメットまたはセラミックスからなる母材の表面に、少なくともTiCN層を1層具備する硬質被覆層を被着形成し、すくい面と逃げ面の交差稜を切刃として用いる表面被覆切削工具であって、前記表面被覆切削工具の前記TiCN層を含む断面における走査型顕微鏡写真において、前記TiCN層が前記母材に対して垂直な方向に成長した筋状結晶からなるとともに、前記すくい面表面に位置する前記筋状結晶の平均幅が、前記逃げ面表面に位置する前記筋状結晶の平均幅よりも狭いことを特徴とする表面被覆切削工具。
IPC (3件):
B23B27/14
, C23C16/36
, C23C16/40
FI (3件):
B23B27/14 A
, C23C16/36
, C23C16/40
Fターム (12件):
3C046FF03
, 3C046FF05
, 3C046FF10
, 3C046FF13
, 4K030BA18
, 4K030BA41
, 4K030BA43
, 4K030BB13
, 4K030CA03
, 4K030JA01
, 4K030LA01
, 4K030LA22
引用特許:
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