特許
J-GLOBAL ID:200903042815078047

能動吸音壁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-215685
公開番号(公開出願番号):特開平10-063271
出願日: 1996年08月15日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 能動吸音壁に関し、複数に区分した各セル内に音圧検出器を設け、その検出信号で各セル内の振動板を振動させて表面の多孔質材で広い周波数帯で高い吸音率を得る。【解決手段】 表面の多孔質材又は多孔板1、背後に固定された背後材4との間を仕切板3で複数に区分し、空気層又は多孔質吸音材からなるセル10を構成する。各セル10内には振動板6を配設し、振動板駆動装置5で駆動し、振動させる。セル10内の多孔質材1に近接して音圧検出器7を設け、その検出信号を信号処理装置8に入力し、同処理装置8は音圧検出器の出力が最小となるような信号を駆動装置5へ出力し、各振動板6を振動させる。多孔質材1表面での音圧はあらゆる周波数で最小となり、その表面の粒子速度は大となるので、粒子は熱エネルギーとなり、高い吸音率が得られる。
請求項(抜粋):
表面に設置し、複数の孔を有する多孔部材、多孔質材またはそれら両方を配してなる多孔板と;その背後に設置した背後壁と;前記多孔板と背後壁との間を複数区間に区分する仕切り板と;前記複数区間にそれぞれ設置した振動板と;同振動板を振動させる駆動装置と;前記多孔板の内部若しくは表面、前記振動板の内部または前記仕切り板で区分した複数区間内における所望の位置に設けられた音圧検出器と;同音圧検出器の出力を基に所望位置の吸音を行うよう振動板の振動を制御する信号処理装置とを具備してなることを特徴とする能動吸音壁。
IPC (5件):
G10K 11/178 ,  E01F 8/00 ,  E01F 8/02 ,  E04B 1/82 ,  G10K 11/172
FI (4件):
G10K 11/16 H ,  E04B 1/82 Z ,  E01F 8/00 ,  G10K 11/16 E
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 建築遮音部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-334092   出願人:松下電器産業株式会社
  • 防音装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-320179   出願人:松下電器産業株式会社
  • 遮音壁を用いた消音装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-330121   出願人:中部電力株式会社, 株式会社熊谷組
審査官引用 (3件)
  • 建築遮音部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-334092   出願人:松下電器産業株式会社
  • 防音装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-320179   出願人:松下電器産業株式会社
  • 遮音壁を用いた消音装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-330121   出願人:中部電力株式会社, 株式会社熊谷組

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