特許
J-GLOBAL ID:200903042843135269

トナーの製造方法及びトナー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 武井 秀彦 ,  吉村 康男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-170546
公開番号(公開出願番号):特開2006-343627
出願日: 2005年06月10日
公開日(公表日): 2006年12月21日
要約:
【課題】高収率で乳化工程における目詰まりの無い、プラント構成が極めてコンパクトな乾式トナー製造プロセスを提供する。【解決手段】樹脂及び着色剤を含むトナー組成物を有機溶剤に溶解又は分散して得られる組成液を水系媒体中に分散して乳化分散液とし、この乳化分散液から有機溶剤を除去するトナー製造方法であって、液体を導入する第1〜3の流路と液体を排出する第4の流路とを具備し、第1の流路を中心に第2、3の流路が対称的に配置され、第1の流路と第4の流路が同一軸となるように接合されたマイクロ流路を用い、前記第1の流路に前記樹脂及び着色剤を含むトナー組成物が溶解または分散している有機溶剤を導入し、第2、3の流路に水系媒体を導入し、第1〜3の流路及び第4の流路の合流部分でトナー組成物が溶解または分散している有機溶剤の液滴の形成し、第4の流路でトナーの液滴から有機溶媒の除去を行うトナー製造方法。【選択図】図3
請求項(抜粋):
少なくとも樹脂及び着色剤を含むトナー組成物を有機溶剤に溶解または分散して得られる組成液を水系媒体中に分散して乳化分散液とし、この乳化分散液から有機溶剤を除去して電子写真用トナーを製造する方法で作製された電子写真用トナーであって、 前記樹脂及び着色剤を含むトナー組成物が溶解または分散している組成液の有機溶剤が水系溶媒に対し溶解性を有し、 液体を導入する部分を有する第1〜第3の流路と、該第1〜第3の流路に連なり液体を回収する部分を有する第4の流路とを具備し、第1の流路を中心に第2、3の流路が対称的に配置され、第1、2、3の流路の液体出口部分と第4の流路の液体入口部分とが第1の流路と第4の流路が同一軸となるように接合されたマイクロ流路を用い、 前記第1の流路に前記樹脂及び着色剤を含むトナー組成物が溶解または分散している有機溶剤を導入し、 前記第2、3の流路に水系媒体を導入し、 前記第1、2、3の流路及び第4の流路の合流部分で前記樹脂及び着色剤を含むトナー組成物が溶解または分散している有機溶剤の液滴の形成し、 前記第4の流路で前記樹脂及び着色剤を含むトナー組成物が溶解または分散している有機溶剤の液滴から有機溶媒の除去を行うことを特徴とする電子写真用トナーの製造方法。
IPC (1件):
G03G 9/087
FI (1件):
G03G9/08 381
Fターム (2件):
2H005AB03 ,  2H005EA10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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