特許
J-GLOBAL ID:200903042984545550

ダイヤモンドコーティング切削工具及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 秀實 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-239071
公開番号(公開出願番号):特開平11-058106
出願日: 1997年08月19日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 本発明は高速切削が可能で、長寿命の精密な切削面の得られるダイヤモンドコーティング切削工具を提供しようとするものである。【解決手段】 超硬合金1として、熱膨張係数が5.0×10-6/°C以下であって、主成分とするWCを90重量%以上を含有している素材を用い、ダイヤモンドコーティング層2はダイヤモンドの結晶粒径が3μm以下であり、ダイヤモンド合成率が0.1以下に形成する。上記ダイヤモンドコーティング層2の形成は、超硬合金1を熱処理し、超微粒ダイヤモンドを種付けした工程を経たものに、気相合成法を施すことにより、容易に行うことができる。
請求項(抜粋):
刃部を形成する工具の一部のみが超硬合金で構成されているか、又は工具全体が一体の超硬合金で構成されている工具において、切れ刃が、超硬合金基材の所要表面上に気相合成法によって生成されたダイヤモンドコーティング層によって形成され、かつ該超硬合金基材並びに、ダイヤモンドコーティング層は下記A、B及びCの総べてを具備していることを特徴とするダイヤモンドコーティング切削工具。A.超硬合金基材は熱膨張係数が5.0×10-6/°C以下であり、かつ主成分とするWCを90重量%以上含有している。B.ダイヤモンドコーティング層は、ダイヤモンド相の結晶の粒径が3μm以下であり、かつラマン分光分析の結果によるダイヤモンド合成率(1333cm-1付近のダイヤモンドピークと1500cm-1〜1600cm-1の黒鉛構造の非晶質ピークの比率)が、0.1以下である。C.ダイヤモンドコーティング層の表面粗さは、Rmax3μm以下である。
IPC (3件):
B23B 27/14 ,  B23P 15/28 ,  C30B 29/04
FI (3件):
B23B 27/14 A ,  B23P 15/28 A ,  C30B 29/04 R
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る