特許
J-GLOBAL ID:200903043163025198

血液ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-047019
公開番号(公開出願番号):特開平11-244376
出願日: 1998年02月27日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 人工補助心臓や、人工心肺に使用される血液ポンプに関し、特に、ポンプ内の血栓の付着を防止した血液ポンプに関し、溶血特性を劣化させることなく、ケーシング内底部での血栓の付着を実質的に完全に防止することができる血液ポンプを提供する。【解決手段】 遠心血液ポンプは、ポンプケーシングと、該ケーシングの上部側の中央部に吸入口及び底部周縁部に吐出口と、吸入口からの血液を該中央部から該周縁部に遠心流を形成して吐出口に供給する主インペラー(直径D)と、を備え、主インペラーに備えた攪拌インペラーの突起状若しくは溝状の攪拌エレメント(全長L)が、式(1);0.43<L/D<1.30と、式(2);0.03<S/A<0.21充たすように設定する。Sは攪拌エレメントの血液接触面の表面積である。
請求項(抜粋):
ポンプケーシングと、該ケーシングの上部側の中央部に吸入口及び底部周縁部に吐出口と、ケーシング内に回転駆動されて吸入口からの血液を該中央部から該周縁部に遠心流を形成して吐出口に供給する主インペラーと、を備えた遠心血液ポンプにおいて、当該主インペラーには、ケーシング底部側に攪拌インペラーが同軸に形成され、該攪拌インペラーの表面には中心側から概ね半径方向に延伸した1以上の突起状若しくは溝状の攪拌エレメントが形成され、上記攪拌エレメントが、以下の関係式(1)及び(2)を充たすことを特徴とする遠心血液ポンプ。 0.43<L/D<1.30 ・・・(1)及び 0.03<S/A<0.21 ・・・(2)〔ここに、Dはインペラの直径を、Lは突条若しくは溝の全長を、Aはインペラを回転軸に垂直な平面に投影した投影面積(=πD<SP>2 </SP>/4)を、及びSは攪拌エレメントの血液接触面の表面積を、それぞれ表す〕。
IPC (3件):
A61M 1/10 530 ,  F04D 7/02 ,  F04D 13/02
FI (3件):
A61M 1/10 530 ,  F04D 7/02 Z ,  F04D 13/02 D
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 血液ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-060965   出願人:京セラ株式会社
  • 血液ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-103655   出願人:京セラ株式会社, ベイラーカレッジオブメディスィン

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