特許
J-GLOBAL ID:200903043163364286
燃料蒸散防止機構用異常検出装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-316316
公開番号(公開出願番号):特開平9-158793
出願日: 1995年12月05日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 運転状態やアクチュエータ自身のばらつきの影響を吸収し燃料ガス洩れ等の異常検出精度を向上すること。【解決手段】 燃料タンク22で発生しキャニスタ30の吸着体34に吸着された燃料ガスは、パージ制御バルブ40の開閉制御に基づき吸気管2内に適宜放出される。この燃料蒸散防止機構の異常検出の際には、パージ制御バルブ40及びキャニスタ閉塞バルブ37に対する所定の開閉制御によって燃料蒸散防止機構に負圧導入したのち負圧保持するとき、その負圧保持に続き大気導入するときのそれぞれの圧力変化が演算され、それら圧力変化に基づきその異常判定が実施される。これにより、運転状態の変化やパージ制御バルブ40及びキャニスタ閉塞バルブ37自身のばらつきの影響を受けることがなくなるため検出精度が向上する。
請求項(抜粋):
燃料タンクと内燃機関の吸気管とを連通するパージ通路の途中に設けたキャニスタの吸着体にて前記燃料タンク内で発生した燃料ガスを随時吸着し、前記内燃機関の運転状態に応じてパージ制御バルブを開閉することにより、前記吸着された燃料ガスを前記吸気管内に適宜導入して燃料の蒸散を防止する燃料蒸散防止機構と、前記燃料蒸散防止機構における圧力状態を検出する圧力検出手段と、前記キャニスタに設けられた大気孔を閉塞自在な大気孔閉塞手段と、前記パージ制御バルブ及び前記大気孔閉塞手段に対する所定の開閉制御に伴う前記吸気管から前記燃料蒸散防止機構へ負圧導入したのちの負圧保持時に前記圧力検出手段で検出される圧力変化を演算する第1の圧力変化演算手段と、前記パージ制御バルブ及び前記大気孔閉塞手段に対する所定の開閉制御に伴う前記燃料蒸散防止機構の負圧保持時に続く前記大気孔閉塞手段による大気導入時に前記圧力検出手段で検出される圧力変化を演算する第2の圧力変化演算手段と、前記第1の圧力変化演算手段及び前記第2の圧力変化演算手段で演算されたそれぞれの圧力変化に基づき前記燃料蒸散防止機構の異常を検出する異常検出手段とを具備することを特徴とする燃料蒸散防止機構用異常検出装置。
引用特許:
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