特許
J-GLOBAL ID:200903043244055709

正極活物質及びその製造方法、並びに水系リチウム二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 祥泰 ,  岩倉 民芳 ,  高橋 祥起
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-294991
公開番号(公開出願番号):特開2007-103298
出願日: 2005年10月07日
公開日(公表日): 2007年04月19日
要約:
【課題】充放電レートを高くしても高容量を発揮できると共に、充放電を繰り返し行っても高い容量を維持できる水系リチウム二次電池用の正極活物質、及びその製造方法、並びに該正極活物質を用いた水系リチウム二次電池を提供すること。【解決手段】オリビン構造のリチウム鉄リン酸化合物からなる、水系リチウム二次電池用の正極活物質である。この正極活物質は、粒径1μm以下の粒子状凸部を表面に複数備えた異形粒子からなる。その製造にあたっては、原料分散工程と熱処理工程とを行う。原料分散工程においては、鉄元素のモル濃度が3mol/L以下となるように原料を極性溶媒に分散させて原料スラリーを作製する。熱処理工程においては、原料スラリーを加熱する。また、異形粒子からなる正極活物質を用いた水系リチウム二次電池である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一般式Li1-xFe1-yMyPO4(但し、-0.2≦x≦0.2、0≦y≦0.5、MはLi、Mg、Al、及び遷移金属元素から選ばれる1種以上の元素)で表されるオリビン構造のリチウム鉄リン酸化合物からなり、金属製の正極集電体に接着させて、電解質を水に溶解してなる水溶液電解液を含有する水系リチウム二次電池用の正極を作製するために用いられる正極活物質の製造方法において、 リン酸リチウム化合物と、リン酸鉄(II)化合物と、必要に応じて添加される金属元素Mを含有する化合物とを極性溶媒に分散させて原料スラリーを作製する原料分散工程と、 上記原料スラリーを密閉容器中で不活性ガス雰囲気下で温度120〜280°Cで加熱して、上記一般式で表されるオリビン構造の上記リチウム鉄リン酸化合物を合成する熱処理工程とを有し、 上記原料分散工程においては、上記原料スラリー中における鉄元素のモル濃度が3mol/L以下となるように、上記リン酸鉄(II)化合物を上記極性溶媒に分散させることを特徴とする正極活物質の製造方法。
IPC (4件):
H01M 4/58 ,  H01M 4/02 ,  H01M 10/36 ,  C01B 25/45
FI (4件):
H01M4/58 ,  H01M4/02 A ,  H01M10/36 Z ,  C01B25/45 Z
Fターム (44件):
5H029AJ02 ,  5H029AJ03 ,  5H029AJ05 ,  5H029AJ14 ,  5H029AK01 ,  5H029AL02 ,  5H029AL03 ,  5H029AM00 ,  5H029AM07 ,  5H029CJ02 ,  5H029CJ08 ,  5H029CJ22 ,  5H029CJ28 ,  5H029DJ08 ,  5H029DJ16 ,  5H029EJ01 ,  5H029EJ04 ,  5H029EJ13 ,  5H029HJ02 ,  5H029HJ05 ,  5H029HJ10 ,  5H029HJ14 ,  5H050AA02 ,  5H050AA07 ,  5H050AA08 ,  5H050AA19 ,  5H050BA08 ,  5H050CA01 ,  5H050CB02 ,  5H050CB03 ,  5H050DA09 ,  5H050EA02 ,  5H050EA08 ,  5H050EA23 ,  5H050FA17 ,  5H050FA18 ,  5H050GA02 ,  5H050GA10 ,  5H050GA22 ,  5H050GA27 ,  5H050HA02 ,  5H050HA05 ,  5H050HA10 ,  5H050HA14
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (5件)
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