特許
J-GLOBAL ID:200903043247001715

トランスファプレス機の抜き絞り装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-261180
公開番号(公開出願番号):特開2003-071524
出願日: 2001年08月30日
公開日(公表日): 2003年03月11日
要約:
【要約】【課題】 抜き絞り工程において、スライドの下降により抜きパンチが板材から抜いたブランクをそのまま押圧保持した状態で別駆動手段による初絞りパンチで初絞りをおこなうとき、スライドの下死点での停留が必要なため高速化できないという問題の解決。【解決手段】 スライド5の動作とは別構成の抜きパンチ駆動手段で抜きパンチ34を駆動するようにし、抜きパンチ34が前進してブランクを抜いた後停留しこのブランクを押圧保持した状態で、スライド5の下降により初絞りパンチ36Aが前進して初絞りを行うようにしたので、スライド5の下死点でのしわ押さえのための停留が不要になる。その結果、スライド5のストローク数を早くすることができプレスを高速で運転できるようになる。
請求項(抜粋):
抜き絞り工程で機外より供給された板材からブランクを抜き次いで初絞りしたワークを、フレームに軸支された主軸に設けたスライド駆動手段で駆動され前記フレームに設けた摺動案内部に沿って往復動可能なスライドの前進により、該スライドの前進側端部に止着され複数の加工工程が設けられた上台と該上台と対向してボルスタ面に止着された下台との協働で再絞りし順次次工程へ搬送するトランスファプレス機において、前記スライド駆動手段とは別構成の抜きパンチ駆動手段によって前記抜き絞り工程の加工軸線上を往復動する抜きスライドの前進側端部に前記加工軸線に中心軸を一致させて取着の抜きパンチと、前記スライド駆動手段によって前記スライドと一体的に駆動され前記抜きパンチの中心軸を貫通して穿孔された案内孔に沿って前記加工軸線上を往復動する初絞りパンチと、前記抜きパンチと前記初絞りパンチのそれぞれと対向してかつ同芯上に前記下台に重ねて止着の抜きダイおよび初絞りダイとで構成し、前記スライドのタイミング動作とは独立したタイミング動作で、前記抜きパンチが前進し抜きダイとの協働で抜いたブランクを前記初絞りダイ面とで押圧保持しつつ続いて前進してきた前記初絞りパンチが前記初絞りダイとの協働で初絞りを行いカップ状に成形することを特徴とするトランスファプレス機の抜き絞り装置。
IPC (3件):
B21D 22/20 ,  B21D 24/00 ,  B21D 43/05
FI (3件):
B21D 22/20 B ,  B21D 24/00 A ,  B21D 43/05 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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