特許
J-GLOBAL ID:200903043280217936

運用中プログラム更新方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-117016
公開番号(公開出願番号):特開平7-319683
出願日: 1994年05月30日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】 電子交換機におけるプログラム更新処理をシステム無中断で行うとともに、高級言語レベルの高い了解性を維持したプログラムの変更追加を行い、更にプログラム更新後のプログラム異常発生時に、システム無中断で更新済みプログラムを更新処理前の状態に復帰させる運用中プログラム更新方式を提供する。【構成】 電子交換機の制御部1bが旧ロードモジュール1jを実行している間に、リロケータブル形式の新ロードモジュール1mを主記憶装置に格納し、旧ロードモジュール1jと新ロードモジュール1mのアドレスリンケージをとる。プログラム更新時は、旧ロードモジュール1jへの他ロードモジュールからの呼出しを抑止し、旧ロードモジュール1jの先頭番地を新ロードモジュール1mへのジャンプ命令に書き替え、呼出し抑止を解除する。プログラム更新復帰時は、旧ロードモジュール1jへの他のロードモジュールからの呼出しを抑止し、旧ロードモジュール1jの先頭番地をプログラム更新前の内容に書き替え、呼出し抑止を解除する。
請求項(抜粋):
1つ以上の関数単位と1つ以上のデータ単位を含むソースプログラムから生成された実行可能な機械語プログラムからなるロードモジュールを複数蓄積する主記憶装置と、該ロードモジュールを解釈して処理を実行する制御部を備えた電子交換機のロードモジュールを変更あるいは追加する運用中プログラム更新方式であって、電子交換機のロードモジュールのプログラム更新処理の際に、プログラム更新前の旧プログラムを実行している間に旧ロードモジュールとのアドレスリンケージを行っていないリロケータブル形式の新ロードモジュールをプログラム更新用に確保された主記憶装置の空きエリアに格納する格納手段と、新ロードモジュールと旧ロードモジュールとのアドレスリンケージをとるリンケージ手段と、更新される旧ロードモジュールの他ロードモジュールからの呼び出しを抑止し、旧ロードモジュールの先頭番地を新ロードモジュールへのジャンプ命令に置き換え、割り込み抑止を解除するロードモジュール変更手段とを備え、プログラム開発者が機械語プログラムを意識することなく、交換機の呼処理無中断でプログラム更新を行うことを特徴とする運用中プログラム更新方式。
IPC (2件):
G06F 9/06 540 ,  G06F 9/06
引用特許:
審査官引用 (1件)

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