特許
J-GLOBAL ID:200903043311011517

楽器の蓋体構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-362483
公開番号(公開出願番号):特開平11-175053
出願日: 1997年12月15日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成にて、安全で且つ快適な蓋体の開閉動作を行うことができる楽器の蓋体構造を提供する。【解決手段】 トルク軸ユニット17は、腕木2に取り付けられ、トルク軸ユニット17にはワンウェイクラッチ機構を備えた回動部材20が組み付けられている。蓋体6を閉蓋方向へ回動させると、アーム8の下縁部8bが回動部材20に当接して回動部材20を回動させる。これに対応してトルク軸ユニット17が抵抗力を発生し、それをアーム8との当接部を介してアーム8に伝達する。アーム8の回動角度に対する回動部材20の回動角度の増加割合は、アーム8が閉蓋方向へいくにつれて大きくなるように設定されている。これにより、閉蓋に伴い閉蓋に対する抵抗力が徐々に大きくなる。
請求項(抜粋):
楽器本体に固定された回動軸を中心として回動し開閉可能な蓋体と、 部材本体に対して回転自在な軸部を有し該軸部の回転に対して抵抗力を発生するトルク軸部材と、該トルク軸部材の軸部に嵌合され、該軸部をロックして該軸部を前記トルク軸部材に対して回転させ得る回動部材とを備え、前記トルク軸部材及び前記回動部材の一方が前記楽器本体に固定されると共に、前記トルク軸部材及び前記回動部材の他方が閉蓋行程にある前記蓋体と係合して前記トルク軸部材の軸部を中心として回動し且つ前記トルク軸部材が発生する抵抗力を前記蓋体に伝達するように構成され、前記蓋体が閉蓋方向へ回動するにつれて、前記蓋体の回動角度に対する前記トルク軸部材及び前記回動部材の他方の回動角度の増加割合が大きくなるように設定したことを特徴とする楽器の蓋体構造。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 鍵盤蓋の開閉制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-148601   出願人:株式会社河合楽器製作所
  • 開閉体の開閉動作支持機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-252130   出願人:不二精器株式会社
  • 緩衝装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-341997   出願人:不二精器株式会社, 株式会社ソミック石川

前のページに戻る