過電流保護回路およびそれを利用した電圧生成回路ならびに電子機器

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：森下賢樹
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-171174
公開番号（公開出願番号）：特開2006-053898
出願日： 2005年06月10日
公開日（公表日）： 2006年02月23日
要約：

【課題】回路の安定性を損なうことなく迅速に過電流状態を検出して電流制限を行うことが可能な過電流保護回路およびそれを用いた電圧レギュレータを提供する。【解決手段】電圧生成回路100は、レギュレータ10、第1検出回路20、第2検出回路30とを含む。第1検出回路20は、第1トランジスタ22と、第1抵抗R1と、誤差増幅器24とを含む。誤差増幅器24は、V1>Vthのとき過電流状態を検知して演算増幅器12に出力電流を制限する帰還を行う。第2検出回路30は、第2トランジスタ32と、第2抵抗R2と、検出トランジスタ34とを含む。検出トランジスタ34は、出力電流Ioutが検出しきい値電流を超えるとオンして演算増幅器12に出力電流を制限する帰還を行う。第2検出回路30の検出しきい値電流は、第1検出回路20の検出しきい値電流よりも高く設定し、その検出動作速度は第1検出回路20の検出動作速度よりも速く設定する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

電圧生成回路からの出力が過電流状態であることを、当該電圧生成回路の出力電流に応じた電流を監視することによって検出し、前記出力電流を制限する第1、第2検出回路を備え、前記第2検出回路の検出動作速度を前記第1検出回路の検出動作速度よりも速くし、かつ、前記第2検出回路による過電流状態の検出しきい値電流を、前記第1検出回路による過電流状態の検出しきい値電流よりも高く設定したことを特徴とする過電流保護回路。

IPC (4件)：

G05F 1/56 , G05F 3/24 , H02H 9/02 , H03F 1/52

FI (7件)：

G05F1/56 320C , G05F1/56 310C , G05F1/56 310D , G05F1/56 310F , G05F3/24 A , H02H9/02 E , H03F1/52 B

Fターム (66件)：

5G013AA02 , 5G013BA01 , 5G013CA10 , 5H420BB02 , 5H420BB12 , 5H420BB13 , 5H420CC02 , 5H420DD02 , 5H420EA14 , 5H420EA18 , 5H420EA19 , 5H420EA24 , 5H420EA39 , 5H420FF03 , 5H420FF04 , 5H420FF23 , 5H420FF25 , 5H420LL05 , 5H420LL10 , 5H420NB02 , 5H420NB03 , 5H420NB12 , 5H420NB25 , 5H420NB36 , 5H420NC03 , 5H420NC23 , 5H420NC26 , 5H420NC27 , 5H420NE15 , 5H430BB01 , 5H430BB05 , 5H430BB09 , 5H430BB11 , 5H430BB12 , 5H430EE04 , 5H430EE13 , 5H430EE18 , 5H430FF04 , 5H430FF07 , 5H430FF13 , 5H430GG11 , 5H430HH03 , 5H430JJ04 , 5H430JJ07 , 5H430LA07 , 5H430LA08 , 5J500AA01 , 5J500AC54 , 5J500AC57 , 5J500AF04 , 5J500AH02 , 5J500AH10 , 5J500AH17 , 5J500AH18 , 5J500AH25 , 5J500AK00 , 5J500AK01 , 5J500AK11 , 5J500AK17 , 5J500AK47 , 5J500AM11 , 5J500AM21 , 5J500AT01 , 5J500AT06 , 5J500PF05 , 5J500PG00

引用特許：

出願人引用 (1件)

電流制限回路および電流制限回路用定電圧源
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-117811 出願人：富士電機株式会社

審査官引用 (5件)

電流制限機能付き安定化電源装置
公報種別：公開公報出願番号：特願2002-198280 出願人：ローム株式会社
レギュレータ
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-371514 出願人：ローム株式会社
ボルテージレギュレータ
公報種別：公開公報出願番号：特願2002-292693 出願人：セイコーインスツルメンツ株式会社

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