特許
J-GLOBAL ID:200903043545955977

トロイダル型無段変速機のボールスプラインを構成するボールを組み付ける方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-306931
公開番号(公開出願番号):特開2001-124165
出願日: 1999年10月28日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】 ボールスプライン40を構成する各ボールの組み付け作業の容易化と確実化とを図る。【解決手段】 位相合わせ装置59により、外径側、内径側両ボールスプライン溝46、47同士の位相を一致させ、そのまま一致させた状態を保持する。ボール供給装置64により、上記両ボールスプライン溝46、47同士の間に、この間部分の上端開口部から所定個のボールを供給する。昇降台54及びセンターピン56と揺動装置72とにより、入力軸15と入力側ディスク2Bとを、軸方向及び円周方向に相対的に往復変位させる。この動作により上記各ボールに作用する重力の影響に基づき、これら各ボールを上記両ボールスプライン溝46、47同士の間の下方に送り込む。
請求項(抜粋):
トロイダル型無段変速機を構成する回転軸の中間部周囲に動力伝達ディスクを、ボールスプラインを介してこの回転軸に対する軸方向の相対変位のみ自在に支持する為、このボールスプラインを組み立てるべく、上記回転軸の中間部外周面の円周方向複数個所に、それぞれ軸方向に形成した外径側ボールスプライン溝と、上記動力伝達ディスクの内周面でこれら各外径側ボールスプライン溝と対向する円周方向複数個所に、それぞれ軸方向に形成した内径側ボールスプライン溝との間に、複数個ずつのボールを組み付ける方法であって、上記回転軸を鉛直方向に配置した状態で、この回転軸の中間部周囲に上記動力伝達ディスクを、上記各外径側ボールスプライン溝と上記各内径側ボールスプライン溝との位相を一致させ、更にこれら各外径側、内径側両ボールスプライン溝同士の間にそれぞれ形成された複数の円柱状空間の下端開口部から上記各ボールが抜け出るのを防止する為の部材を組み付けた状態で、これら各円柱状空間内に、これら各円柱状空間の上端開口部から上記ボールを所定個ずつ供給した後、上記回転軸と上記動力伝達ディスクとを、円周方向と軸方向との少なくとも一方の方向に関して相対的に往復変位させる事により、上記各ボールを上記各円柱状空間内の下方に送り込む、トロイダル型無段変速機のボールスプラインを構成するボールを組み付ける方法。
IPC (3件):
F16H 15/38 ,  B23P 21/00 306 ,  F16D 3/06
FI (3件):
F16H 15/38 ,  B23P 21/00 306 A ,  F16D 3/06 Z
Fターム (17件):
3C030AA03 ,  3C030AA06 ,  3C030AA11 ,  3C030AA22 ,  3C030BC21 ,  3C030BC34 ,  3C030CA12 ,  3C030CC01 ,  3J051AA03 ,  3J051BA03 ,  3J051BD02 ,  3J051BE09 ,  3J051CA05 ,  3J051CB07 ,  3J051DA01 ,  3J051ED14 ,  3J051FA02
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る