特許
J-GLOBAL ID:200903044061085729

液圧ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-217902
公開番号(公開出願番号):特開平11-059403
出願日: 1997年08月12日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 シーティング弁において、弁子が弁座に着座させられる際の衝撃を小さくする。【解決手段】 ソレノイドに電圧が印加され、弁子が弁座から離間させられている状態から、印加電圧が0にされれば、弁子がスプリングの付勢力によって弁座に加速度的に接近させられ、弁子が弁座に大きな速度で当接するため、大きな衝撃が生じる。それを回避するために、印加電圧を直ちに0にしないで、設定時間の間指数関数的に減少させる。その結果、弁子が弁座に着座する際の当接速度を低減させることができ、衝撃を小さくし得る。また、指数関数的に低減させられるため、弁子を弁座に直ちに接近させることができ、ホイールシリンダ液圧の制御精度の低下を抑制することができる。
請求項(抜粋):
ホイールシリンダへの液圧の供給により作動して車輪の回転を抑制するブレーキと、前記ホイールシリンダに接続された液通路の途中に設けられ、弁座と、その弁座に着座・離間可能な弁子と、その弁子を弁座に着座する向きに付勢する付勢手段と、その付勢手段の付勢方向とは反対向きの駆動力を付与する駆動力付与装置とを備えたシーティング弁と、前記駆動力付与装置を制御することによりシーティング弁を開閉させ、前記ホイールシリンダの液圧を制御するシーティング弁制御装置とを含む液圧ブレーキ装置において、前記シーティング弁制御装置に、閉作動時の少なくとも一時期に、前記駆動力付与装置に駆動力を発生させることにより、駆動力を発生させない場合に比較して弁子の弁座への当接速度を低減させる当接速度低減手段を設けたことを特徴とする液圧ブレーキ装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る