特許
J-GLOBAL ID:200903099364860023

流体回路用圧力調整ソレノイド弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 勝三
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-503433
公開番号(公開出願番号):特表平11-508072
出願日: 1996年04月23日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】本発明は、少なくとも1つの加圧流体発生装置(300)、受圧装置(200)及び低圧流体リザーバ(400)を包含する流体回路のための圧力調整ソレノイド弁であって、2つの極部片(12,14)と相互作用する電気コイル(10)と、電気コイル(10)で生起された磁界によって発生される駆動力(Φ)の作用のもとで移動できる磁性本体(26)と、受圧装置(200)に接続されたダクト(66)と加圧流体発生装置(300)及び低圧流体リザーバ(400)に接続されたダクトの一方(54)又は他方(42)との間の連通を指令するためにスリーブ構造体(28)と相互作用する分配要素(30)と、受圧装置(200)に常時連通し、弾性装置(34,36)により移動可能な磁性本体(26)に発生される力(F)に抗し電気コイル(10)により発生される駆動力(Φ)に付加される反力を決定する少なくとも1つの反動室(46)とを包含する圧力調整ソレノイド弁に関する。本発明によると、スリーブ構造体(28)は極部片(12,14)に対して静止しており、分配要素(30)はスリーブ構造体(28)の内部を摺動し、スリーブ構造体(28)のまわりで摺動する移動可能な磁性本体(26)によって動きを設定できる。
請求項(抜粋):
1 少なくとも1つの加圧流体発生装置(300)、受圧装置(200)及び低圧流体リザーバ(400)を包含する流体回路のための圧力調整ソレノイド弁であって、2つの極部片(12,14)と相互作用する電気コイル(10)と、電気コイル(10)で生起された磁界によって発生される駆動力(Φ)の作用のもとで移動できる磁性本体(26;126)と、受圧装置(200)に接続されたダクト(66;166)と加圧流体発生装置(300)及び低圧流体リザーバ(400)に接続されたダクトの一方(54;154)又は他方(42;142)との間の連通を指令するためにスリーブ構造体(28;128)と相互作用する分配要素(30,30′;130,130′)と、受圧装置(200)に常時連通し、弾性装置(34,36;134)により移動可能な磁性本体(26;126)に発生される力(F)に抗し電気コイル(10)により発生される駆動力(Φ)に付加される反力を決定する少なくとも1つの反動室(46,46′;146,146′)とを包含し、スリーブ構造体(28;128)が極部片(12,14)に対して静止しており、分配要素(30,30′;130,130′)がスリーブ構造体(28;128)の内部を摺動する圧力調整ソレノイド弁において、分配要素(30,30′;130,130′)がスリーブ構造体(28;128)のまわりで摺動する移動可能な磁性本体(26,26′)によって動きを設定できることを特徴とする圧力調整ソレノイド弁。2 請求項1記載の圧力調整ソレノイド弁において、反動室(46,46′)が休止時に加圧流体発生装置(300)に連通し、コイル(10)により発生される駆動力に付加される力を決定することを特徴とする圧力調整ソレノイド弁。3 請求項2記載の圧力調整ソレノイド弁において、磁性本体(26)が極部片(12,14)とで互いに常時連通する端部室(72,74)を定め、分配要素(30,30′)が極部片(12,14)とで互いに常時連通する端部室(76,74)を定めていることを特徴とする圧力調整ソレノイド弁。4 請求項3記載の圧力調整ソレノイド弁において、弁通路(38,40)が一方の極部片(12)に形成され、休止時に閉鎖されており、電流がソレノイド弁のコイル(10)を流れると、磁性本体(26)がこの弁通路(38,40)を開き、端部室(72,74,76)を低圧流体リザーバ(400)に連通させることを特徴とする圧力調整ソレノイド弁。5 請求項4記載の圧力調整ソレノイド弁において、反動室(46)が分配要素(30)の孔(46)内に形成され、極部片の一方(12)に対して休止するニードル(50)がこの孔内を摺動し、孔の断面積が受圧装置(200)に流通する圧力を受けていることを特徴とする圧力調整ソレノイド弁。6 請求項4記載の圧力調整ソレノイド弁において、反動室(46′)が分配要素(30′)の段付孔(46′)内に形成され、半径方向肩部(95)が段付孔(46′)の小径及び大径の2つの部分を分離しており、半径方向肩部(95)の断面積が受圧装置(200)に流通する圧力を受けていることを特徴とする圧力調整ソレノイド弁。7 請求項6記載の圧力調整ソレノイド弁において、分配要素(30′)が極部片の一方(14)に対して休止するニードル(94)のまわりでその小径部分を介して摺動するとともに、中空ニードル(96)のまわりでその大径部分を介して摺動することを特徴とする圧力調整ソレノイド弁。8 請求項7記載の圧力調整ソレノイド弁において、中空ニードル(96)が反動室(46′)と受圧装置(200)とを常時連通することを特徴とする圧力調整ソレノイド弁。9 請求項1記載の圧力調整ソレノイド弁において、反動室(146,146′)が休止時に低圧流体リザーバ(400)に連通し、コイル(10)により発生される駆動力に対抗する力を決定することを特徴とする圧力調整ソレノイド弁。10 請求項9記載の圧力調整ソレノイド弁において、磁性本体(126)が極部片(12,14)とで互いに常時連通する端部室(72,74)を定め、分配要素(30,30′)が極部片(12,14)とで互いにまた低圧流体リザーバ(400)常時連通する端部室(76,74)を定めていることを特徴とする圧力調整ソレノイド弁。11 請求項10記載の圧力調整ソレノイド弁において、反動室(146)が分配要素(130)の孔(146)内に形成され、極部片の一方(14)に対して休止するニードル(150)がこの孔内を摺動し、孔の断面積が受圧装置(200)に流通する圧力を受けていることを特徴とする圧力調整ソレノイド弁。12 請求項10記載の圧力調整ソレノイド弁において、反動室(146′)が分配要素(130′)の段付孔(146′)内に形成され、半径方向肩部(195)が段付孔(146′)の小径及び大径の2つの部分を分離しており、半径方向肩部(195)の断面積が受圧装置(200)に流通する圧力を受けていることを特徴とする圧力調整ソレノイド弁。13 請求項12記載の圧力調整ソレノイド弁において、分配要素(130′)が極部片の一方(14)に対して休止するニードル(194)のまわりでその大径部分を介して摺動するとともに、中空ニードル(196)のまわりでその小径部分を介して摺動することを特徴とする圧力調整ソレノイド弁。14 請求項13記載の圧力調整ソレノイド弁において、中空ニードル(196)が反動室(146′)と受圧装置(200)とを常時連通することを特徴とする圧力調整ソレノイド弁。
IPC (4件):
G05D 16/20 ,  B60T 8/36 ,  F15B 13/044 ,  F16K 31/06 305
FI (4件):
G05D 16/20 A ,  B60T 8/36 ,  F15B 13/044 C ,  F16K 31/06 305 K
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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