特許
J-GLOBAL ID:200903044087641174

列車検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-083174
公開番号(公開出願番号):特開2002-274375
出願日: 2001年03月22日
公開日(公表日): 2002年09月25日
要約:
【要約】【課題】 本発明の課題は、現場設備機器を必要最小限に抑えつつ、使用するケーブル数を減らした列車検知装置を提供することである。【解決手段】 レールR上の異なる2箇所に設備されたループコイルL1,L2に接続された自励発振部2a,2bからそれぞれ発振される周波数信号の内、一方を原周波数のまま増幅部6へ出力し、他方を分周して増幅部6へ出力する。周波数帯域別に分波された周波数信号は、増幅部6で重畳、増幅された後、1本の信号ケーブルK3を経由して受信部7に送信される。受信部7は、受信した周波数信号を周波数帯域別に分波した後、分周されていない一方を周波数計測部3aへ出力し、分周された他方を倍周部9へ出力する。倍周部9は、入力された周波数信号を逓倍して自励発振部2bから発振された周波数信号に復元し、周波数計測部3bへ出力する。
請求項(抜粋):
軌道上を走行する列車を検知する列車検知装置において、前記軌道の所定位置に敷設されたループコイルのインダクタンスと、前記ループコイル近傍に設備された静電容量素子のキャパシタンスと、を要素とする周波数を発振する自励発振部、を複数備え、これら複数の自励発振部の内、少なくとも1つの自励発振部から発振される周波数を分周して、分周周波数として出力する分周部と、前記自励発振部から直接入力される原周波数と、前記自励発振部から前記分周部を介して入力される前記分周周波数と、を重畳した周波数信号として増幅して送信する増幅部と、この増幅部から送信される周波数信号を受信し、前記原周波数と、前記分周周波数と、に分波する受信部と、この受信部により分波された分周周波数を倍周して、前記分周部により分周される前の周波数を復元し、倍周周波数として出力する倍周部と、前記受信部から直接入力される原周波数と、前記受信部から前記倍周部を介して入力される倍周周波数と、をそれぞれ個別の周波数として常時計測し、計測結果を出力する周波数計測部と、この周波数計測部より出力される計測結果に基づいて、前記原周波数の変化率、及び前記倍周周波数の変化率を求め、これらの変化率に基づいて、前記列車が前記所定位置付近に存在することを検知する制御部と、を備えることを特徴とする列車検知装置。
IPC (2件):
B61L 1/08 ,  G01V 3/10
FI (2件):
B61L 1/08 A ,  G01V 3/10 D
Fターム (5件):
5H161AA01 ,  5H161BB03 ,  5H161CC14 ,  5H161DD12 ,  5H161DD15
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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