特許
J-GLOBAL ID:200903044102062933

成形加工用Al-Mg系合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-035307
公開番号(公開出願番号):特開平7-224364
出願日: 1994年02月08日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】 成形加工時におけるSSマーク(ランダムマークおよびパラレルバンド)の発生がなく、かつ延性、成形性に優れた成形加工用Al-Mg系合金板を提供する。【構成】 Mgを2〜8wt%含有するAl-Mg系合金の圧延板に、5°C/sec以上で450〜570°Cの範囲内の温度に急速加熱して0〜180秒以下の保持後5°C/sec以上で急速冷却する溶体化処理・焼入れを施し、その後耐力値を30〜75N/mm2 増加させる冷間加工を行ない、さらに250〜550°Cの範囲内でかつ溶体化処理温度より30°C以上低い温度に5°C/sec以上で急速加熱して0〜180秒以下の保持後5°C/sec以上で急冷する最終焼鈍を施し、平均結晶粒径が55μm以下でかつ150μm以上の粗大結晶粒が実質的に存在しない最終板を得る。
請求項(抜粋):
必須合金成分としてMgを2〜8wt%含有するAl-Mg系合金の圧延板に、450〜570°Cの範囲内の温度に加熱して保持なしもしくは180秒以下の保持後5°C/sec以上の冷却速度で急速冷却する溶体化処理・焼入れを施し、その後耐力値を30〜75N/mm2 増加させる冷間加工を行ない、さらに250〜550°Cの範囲内でかつ溶体化処理温度より30°C以上低い温度に5°C/sec以上の加熱速度で急速加熱して保持なしもしくは180秒以下の保持後5°C/sec以上の冷却速度で急冷する最終焼鈍を施し、平均結晶粒径が55μm以下でかつ150μm以上の粗大結晶粒が実質的に存在しない最終板を得ることを特徴とする、ストレッチャーストレインマークの発生が少なくかつ成形性に優れた成形加工用Al-Mg系合金板の製造方法。
IPC (2件):
C22F 1/047 ,  C22C 21/06
引用特許:
審査官引用 (8件)
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