特許
J-GLOBAL ID:200903044136682663

サーモ型湯水混合水栓

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-184000
公開番号(公開出願番号):特開2004-211531
出願日: 2003年06月27日
公開日(公表日): 2004年07月29日
要約:
【課題】温調ユニットの自動温度調節動作を迅速に行えるサーモ型湯水混合水栓を提供する。【解決手段】サーモ本体61の胴Nには湯導入孔64および水導入孔65が形成され、かつ、サーモ本体61には、湯導入孔64とによって形成される給湯側通路のすき間200および水導入孔65とによって形成される給水側通路のすき間201を調整しうるサーモバルブ70が内蔵されており、サーモエレメント63に連結可能に外嵌する正面視環状の連結部73を上流側に有し、跨ぎ部材72は、サーモバルブ本体71との連結部78を上流側に有し、下流側に前記給湯側通路を通ってきた湯が通過する複数の湯孔80を有する一方、前記サーモエレメント63は、サーモワックス61が内蔵される領域Qの最上流端300が跨ぎ部材72の前記湯孔80の位置に一致するよう設置されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
一端に水、湯、または混合水の吐出・止水機能と流量調整機能を有する切替ハンドルを設けるとともに、他端に混合水の温度調節機能を有する温調ハンドルを設けた筒状の水栓本体の内部に、前記切替ハンドルと接続可能な切替ユニットと、前記温調ハンドルと接続可能な温調ユニットとが装入される一方、前記温調ユニットは、前記水栓本体内に設けられた筒状のサーモ本体を有し、このサーモ本体には、サーモワックスが内蔵されるとともにサーモワックスが膨張したときに伸び、また、サーモワックスが収縮したときに縮むピストンを有するサーモエレメントが収容され、前記サーモ本体の胴には湯導入孔および水導入孔が形成され、かつ、前記サーモ本体には、混合水の温度を前記サーモエレメントが感温するとサーモワックスが膨張または収縮して前記ピストンが伸びまたは縮むことで、前記水栓本体の軸芯方向に前記サーモエレメントと共に変位し、前記湯導入孔とによって形成される給湯側通路のすき間および前記水導入孔とによって形成される給水側通路のすき間を調整しうるサーモバルブが内蔵されており、また、このサーモ本体の端部は、前記切替ユニットの端部に接続可能に構成され、前記温調ハンドルによって混合水の温度を任意に設定することが可能なサーモ型湯水混合水栓において、前記サーモバルブを、前記サーモ本体の内壁に摺動可能な状態で、前記サーモエレメントに連結可能に外嵌する正面視環状の連結部を上流側に有し、開放端が形成された胴部を下流側に有する筒状のサーモバルブ本体と、前記給湯側通路のすき間を跨ぐ形で前記サーモバルブ本体に連結可能に内嵌する筒状の跨ぎ部材との二部材の中心軸を前記水栓本体の軸芯に一致させた状態で設置してなり、更に、前記サーモバルブ本体は、前記サーモエレメントとの連結孔を前記連結部の中央に有し、前記連結部は、前記給水側通路を通ってきた水を前記給湯側通路を通ってきた湯と前記開放端の直下流側で合流させるべく複数の水孔を前記連結孔のまわりに有し、前記跨ぎ部材は、前記サーモバルブ本体との連結部を上流側に有し、下流側に前記給湯側通路を通ってきた湯が通過する複数の湯孔が形成された胴部を有する一方、前記サーモエレメントは、サーモワックスが内蔵される領域の最上流端が前記跨ぎ部材の前記湯孔の位置に一致するよう設置されていることを特徴とするサーモ型湯水混合水栓。
IPC (1件):
E03C1/044
FI (1件):
E03C1/044
Fターム (6件):
2D060BA01 ,  2D060BB01 ,  2D060BC01 ,  2D060BC11 ,  2D060BC12 ,  2D060BF01
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 湯水混合栓
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-160907   出願人:株式会社三栄水栓製作所
  • サーモスタット付混合水栓
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-243037   出願人:株式会社イナックス
  • 湯水混合水栓
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-294703   出願人:株式会社三栄水栓製作所
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