特許
J-GLOBAL ID:200903044149991495
プラズマディスプレイパネルの誘電体層形成方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-334225
公開番号(公開出願番号):特開平11-167861
出願日: 1997年12月04日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、高精細、高輝度の大画面PDPにおける誘電体層を精度良く形成することのできるPDPの誘電体層形成方法を提供することで、表示品質を高めることを目的としている。【解決手段】 表示用電極2を設けた基板上に、誘電体材料からなり誘電体層7の膜厚よりも小径の複数の固形粒子4と液状物質5を含む誘電体ペースト3を、表示用電極2を覆うように塗布し、更に焼成処理を施して誘電体ペースト3に含まれる液状物質5を焼失させると共に、固形粒子4の表面部分のみを溶解させることにより、当該複数の固形粒子同士が固着して整列する石垣構造の誘電体層7を形成することにより、誘電体層7表面の突起をなくし平坦にすると共に、個々の固形粒子の一面が小さくなることから、ボイドやピンホールの発生も抑えることができ、局所的な電界強度低下による異常放電を防止でき、良好な表示特性を得ることが可能となる。
請求項(抜粋):
基板上に設けた表示用電極を誘電体層で被覆してなるプラズマディスプレイパネルの誘電体層形成方法において、前記表示用電極を設けた基板上に、誘電体材料からなり前記誘電体層の膜厚よりも小径の複数の固形粒子と液状物質を含む誘電体ペーストを、前記表示用電極を覆うように塗布する工程と、焼成処理を施して前記誘電体ペーストに含まれる液状物質を焼失させると共に、前記固形粒子の表面部分のみを溶解させることにより、当該複数の固形粒子同士が固着して整列する石垣構造の誘電体層を形成する工程とを有することを、特徴とするプラズマディスプレイパネルの誘電体層形成方法。
引用特許:
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