特許
J-GLOBAL ID:200903044385321670

遠心ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 静夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-239756
公開番号(公開出願番号):特開2007-056687
出願日: 2005年08月22日
公開日(公表日): 2007年03月08日
要約:
【課題】 主軸の軸方向に生じる不測の振動を効果的に低減し得る遠心ポンプを提供する。 【解決手段】 スラスト軸受機構として、ケーシングと一体の後側軸受箱15内に、主軸2に固定のスラストカラー20を挟持し、軸受箱15に対し軸方向の微小移動が可能にキャリアリング22で保持されたスラスト軸受21を配する。リング22は、これに固定の円盤状ライナ23と、軸受箱15に固定の環状部材25との間の皿バネ24で付勢される。皿バネ24は、ライナ23の内面、管状部材25の内面、第2の筒状突起部25aの外周面、及び第3の筒状突起部25bの内周面よりなる空間40に収容され、空間40は主軸2の軸方向振動に伴う微小移動により内部容積が変位する。この空間40には、第1の筒状突出部23aの内周面及び第3の筒状突出部25bの外周面の間の第1の微小間隙41で形成される通路が連通し、潤滑油で満たされている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
吸込口及び吐出口を有するケーシングと、このケーシング内で軸回転する主軸に固定され前記吸込口から流体を導入して前記吐出口に圧送する羽根車と、前記主軸に固定されたバランスディスク、及び前記ケーシングに固定され前記バランスディスクと対向するバランスシートよりなり、前記主軸に作用する軸方向推力をこれら相互の対向面で形成された間隙を漏洩する流体によりバランスさせる推力バランス機構と、前記主軸に固定されたスラストカラー、及びこのスラストカラーを挟持して前記ケーシングに対し軸方向の微小移動が可能に配設されたスラスト軸受、並びにこのスラスト軸受を前記ケーシングに対し軸方向に付勢するバネ体よりなり、前記主軸のスラスト荷重を補助的に受け止めるスラスト軸受機構と、を備えた遠心ポンプにおいて、 前記スラスト軸受機構として、前記バネ体を収容し前記主軸の軸方向の微小移動に伴って内部容積が変位する空間と、この空間に連通し少なくとも前記主軸の軸方向に沿って微小間隙の通路を有する連通路と、を設け、前記空間及び前記連通路に液体が充填されていることを特徴とする遠心ポンプ。
IPC (2件):
F04D 29/046 ,  F04D 15/00
FI (2件):
F04D29/04 J ,  F04D15/00 101F
Fターム (9件):
3H020AA02 ,  3H020BA10 ,  3H020CA00 ,  3H020DA24 ,  3H022AA01 ,  3H022BA06 ,  3H022CA15 ,  3H022DA08 ,  3H022DA15
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
  • 遠心ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-061445   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特開昭61-027309
  • 特開昭54-010405
全件表示

前のページに戻る