特許
J-GLOBAL ID:200903044407455854

塗膜硬化方法、機能性フィルムの製造方法、帯電防止性ハードコートフィルムの製造方法、それらの方法により得られたもの、偏光板及び表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光来出 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-143354
公開番号(公開出願番号):特開平11-333370
出願日: 1998年05月25日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 最表面層以外の紫外線硬化型樹脂組成物の塗膜がハーフキュア状態であり、且つ基材上に複数層形成された紫外線硬化型樹脂組成物の塗膜に対して紫外線照射して同時に塗膜を硬化させる場合に、紫外線光源の照射スペクトルを有効に活用し、基材及び複数層の各塗膜間の密着性が改善された塗膜硬化方法及び塗膜を提供する。【解決手段】 紫外線光源の波長特性に反応する光硬化開始剤を選択して用い、紫外線硬化型樹脂組成物の複数の塗膜層毎に吸収波長域のピークの異なる光硬化開始剤を混入する。複数層形成された紫外線硬化型樹脂組成物の塗膜を硬化するのに、下層の塗膜に添加する光硬化開始剤の吸収波長域のピークの方が、上層の塗膜に添加する光硬化開始剤の吸収波長域のピークよりも長波長側にあることが、紫外線光源の波長特性を効率よく利用する上で望ましい。この方法は、機能性フィルムの製造方法、帯電防止性ハードコートフィルムに適用できる。
請求項(抜粋):
最表面層以外の紫外線硬化型樹脂組成物の塗膜がハーフキュア状態であり、且つ基材上に複数層形成された紫外線硬化型樹脂組成物の塗膜に対して紫外線照射して同時に塗膜を硬化する塗膜硬化方法において、紫外線照射に使用する紫外線光源の波長特性に反応する光硬化開始剤を選択して用い、紫外線硬化型樹脂組成物の複数の塗膜層毎に吸収波長域のピークの異なる光硬化開始剤を混入することを特徴とする塗膜硬化方法。
IPC (3件):
B05D 5/12 ,  B05D 5/06 ,  B32B 27/18
FI (3件):
B05D 5/12 C ,  B05D 5/06 A ,  B32B 27/18 D
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る