特許
J-GLOBAL ID:200903044435638239

硬さ試験機及び硬さ試験機の校正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 荒船 博司 ,  荒船 良男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-317404
公開番号(公開出願番号):特開2009-139283
出願日: 2007年12月07日
公開日(公表日): 2009年06月25日
要約:
【課題】荷重に関する校正をより容易に行うことができる硬さ試験機及び硬さ試験機の校正方法を実現する。【解決手段】硬さ試験機100の試料台15に載置された基準片に、圧子1を所定の荷重で押し付けた際の押し込み深さ量を測定して記憶することと、試料台15に載置されたロードセルに、平圧子を所定の荷重で押し付けた際のロードセルの変形量を測定して記憶することを可能にし、更に、その変形量と押し込み深さ量との差分を算出して、基準片の硬さに応じた試料台15の高さ位置を取得することを可能にすることで、その算出して得られた高さ位置となるように試料台15を調整することが可能になり、適正な高さ位置でロードセルによって荷重を測定することができるので、その基準片の硬さに応じた荷重の校正をより容易に行うことができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
圧子を試料の表面に押し付けることに基づいて試料の硬さを測定する硬さ試験機において、 前記圧子または平圧子が配設される荷重負荷部と、 前記荷重負荷部を移動させる駆動部と、 前記圧子または前記平圧子が押し付けられる対象物が載置される試料台と、 前記試料台の高さ位置を調整する試料台高さ調整部と、 前記荷重負荷部を基準位置から移動させて、前記試料台に載置された所定の硬さを有する基準片に前記圧子を所定の荷重で押し付けた際の押し込み深さ量を測定して、前記押し込み深さ量を記憶する押込深さ量記憶手段と、 前記荷重負荷部を基準位置から移動させて、前記試料台に載置された荷重測定器に前記平圧子を所定の荷重で押し付けた際の前記荷重測定器の変形量を測定して、前記変形量を記憶する変形量記憶手段と、 前記変形量記憶手段に記憶されている前記変形量と、前記押込深さ量記憶手段に記憶されている前記押し込み深さ量との差分を算出することに基づき、前記基準片の硬さに応じた前記試料台の高さ位置を取得する高さ位置取得手段と、 前記高さ位置取得手段により取得された前記試料台の高さ位置となるように、前記試料台高さ調整部により調整された前記試料台に載置された荷重測定器に前記平圧子を所定の荷重で押し付けた際に、前記荷重測定器により測定された荷重の値と所定の荷重の値とを比較することによって、前記荷重に関する校正を行う校正手段と、 を備えることを特徴とする硬さ試験機。
IPC (1件):
G01N 3/42
FI (1件):
G01N3/42 Z
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特許第3170256号公報
  • 硬さ試験機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-267561   出願人:株式会社アカシ
  • 硬さ試験機及び力検定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-267562   出願人:株式会社アカシ
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