特許
J-GLOBAL ID:200903044504887050

高圧配電線の地絡検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-039001
公開番号(公開出願番号):特開平10-243548
出願日: 1997年02月24日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 アークを伴う地絡の場合、零相の電流と電圧の位相が経時的に変動するため、地絡を正確に検出することができなかった。【解決手段】 零相電圧検出信号と零相電流検出信号と位相差異常信号が同時に一定時間以上出力された場合に地絡検出信号を出力する高圧配電線の地絡検出装置において、零相電圧検出信号と零相電流検出信号がともに出力されている間に作動して、位相差異常信号が出力されている延べ時間を計測し、その値が所定値を越えた時点で地絡検出信号を出力する。
請求項(抜粋):
高圧配電線の零相電圧および零相電流を抽出する手段と、抽出された零相電圧が入力され所定の周波数帯域のみ通過させる零相電圧フィルタと、抽出された零相電流が入力され所定の周波数帯域のみ通過させる零相電流フィルタと、零相電圧フィルタから出力された零相電圧レベルが一定値以上である場合に零相電圧検出信号を出力する零相電圧検出回路と、零相電流フィルタから出力された零相電流レベルが一定値以上である場合に零相電流検出信号を出力する零相電流検出回路と、零相電圧フィルタ、零相電流フィルタからそれぞれ出力された零相電圧と零相電流の互いの位相を比較して、両者間の位相差に異常がある場合に位相差異常信号を出力する零相電圧/零相電流位相比較回路と、を備えて、零相電圧検出信号と零相電流検出信号と位相差異常信号の全ての信号が一定時間以上出力された場合に地絡検出信号を出力する高圧配電線の地絡検出装置において、零相電圧検出信号と零相電流検出信号がともに出力されている間に作動して、位相差異常信号が出力されている延べ時間を計測する手段と、零相電圧検出信号と零相電流検出信号がともに出力されて所定時間が経過したときに、それまでに計測された位相差異常信号の出力延べ時間を読み取り、その値が所定値を越えていれば地絡検出信号を出力する手段と、を備えたことを特徴とする高圧配電線の地絡検出装置。
IPC (5件):
H02H 3/38 ,  G01R 31/02 ,  G01R 31/08 ,  H02H 3/16 ,  H02H 7/26
FI (5件):
H02H 3/38 D ,  G01R 31/02 ,  G01R 31/08 ,  H02H 3/16 B ,  H02H 7/26 B
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 地絡事故検出方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-135253   出願人:株式会社戸上電機製作所, 九州電力株式会社
  • 地絡方向リレー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-138322   出願人:日新電機株式会社
審査官引用 (2件)
  • 地絡事故検出方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-135253   出願人:株式会社戸上電機製作所, 九州電力株式会社
  • 地絡方向リレー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-138322   出願人:日新電機株式会社

前のページに戻る