特許
J-GLOBAL ID:200903044567486039

船舶用内燃機関の遠隔制御装置及び船舶

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-117759
公開番号(公開出願番号):特開2007-291875
出願日: 2006年04月21日
公開日(公表日): 2007年11月08日
要約:
【課題】船舶に搭載された複数の推進機のうちの一つの内燃機関にオーバーヒートやオイル減少の異常が発生した際に、簡単な構造でありながら応答性の高い制御を実現し、異常な推進機の内燃機関と正常な推進機の内燃機関の回転速度を確実に低下させることのできる内燃機関の遠隔制御装置を提供する。【解決手段】 異常な内燃機関に接続されている内燃機関側電子制御装置が異常を検出して異常信号14を発し、異常な内燃機関のスロットル開度を所定の小開度に設定する目標スロットル開度信号15をスロットルアクチュエータ5へ送信すると共に、異常信号14が正常な内燃機関のリモコン装置側電子制御装置10C,10Sへ送信され、正常な内燃機関のリモコン装置側電子制御装置10C,10Sでは異常信号14を受信したら正常な内燃機関の内燃機関側電子制御装置4C,4Sへ目標スロットル開度信号15を送信する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の推進機を設けた船舶の各推進機の内燃機関のスロットルアクチュエータの動作、シフトアクチュエータの動作及び点火プラグの点火タイミングを制御する各内燃機関毎に設けた内燃機関側電子制御装置と、該内燃機関側電子制御装置に対応する同数の相互通信可能なリモコン装置側電子制御装置を有すると共に前記各内燃機関に目的とする運転状態を実行させるための信号を送信できるリモコン装置と、を備えた船舶用内燃機関の遠隔制御装置であって、 いずれかの推進機の内燃機関にオーバーヒート又はオイル減少の異常が発生した場合、異常な内燃機関に接続されている前記内燃機関側電子制御装置が前記異常を検出して異常信号を発し、異常な内燃機関のスロットル開度を所定の小開度に設定する目標スロットル開度信号を前記スロットルアクチュエータへ送信すると共に、前記異常信号が異常な内燃機関の前記リモコン装置側電子制御装置を経由して正常な内燃機関の前記リモコン装置側電子制御装置へ送信され、正常な内燃機関のリモコン装置側電子制御装置が、前記異常信号を受信したら正常な内燃機関の前記内燃機関側電子制御装置へ前記目標スロットル開度信号又は前記異常信号を送信し、異常な内燃機関と正常な内燃機関の回転速度を所定の低速度まで低下させるようにしたことを特徴とする船舶用内燃機関の遠隔制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/22 ,  F02D 29/02 ,  B63H 21/21 ,  B63H 23/10 ,  F02D 45/00
FI (6件):
F02D41/22 310Z ,  F02D29/02 K ,  B63H21/21 ,  B63H23/10 ,  F02D29/02 A ,  F02D45/00 345Z
Fターム (29件):
3G093AA19 ,  3G093BA04 ,  3G093CA12 ,  3G093DA01 ,  3G093DA05 ,  3G093DB12 ,  3G093EA03 ,  3G093EA09 ,  3G093FB02 ,  3G301HA26 ,  3G301JB08 ,  3G301JB10 ,  3G301LA01 ,  3G301ND02 ,  3G301NE06 ,  3G301PE01Z ,  3G301PE08B ,  3G301PF07Z ,  3G384AA01 ,  3G384AA26 ,  3G384BA05 ,  3G384BA43 ,  3G384BA47 ,  3G384CA25 ,  3G384DA44 ,  3G384DA52 ,  3G384EB02 ,  3G384FA28B ,  3G384FA65B
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公平6-33074号公報
審査官引用 (6件)
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