無線移動端末

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：粟野重孝
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-183099
公開番号（公開出願番号）：特開平11-018133
出願日： 1997年06月23日
公開日（公表日）： 1999年01月22日
要約：

【要約】【課題】無線移動端末がハンドオーバー時に基地局を切り替えるとき、通信先の基地局を検索する時間を短縮できる無線移動端末を提供する。【解決手段】無線移動端末はハンドオーバーが発生すると、周辺に存在する複数の基地局の制御信号を受信し、その識別符号と受信電界強度をそれぞれID検出部13と電界強度測定部14により検出し、それらを受信基地局情報として記憶部16に一旦記憶し、候補選択部17により、基地局を受信するごとに、その前に受信した基地局の受信電界強度より大きければ、その受信基地局情報を候補基地局情報として更新記憶する。終了判定部18により所定時間内に上記の検索処理を繰り返し、最大の受信電界強度の基地局が候補基地局情報として記憶されるようにするが、受信電界強度が所定の良好電界強度よりも大きい場合には直ちに検索を終了して、その局を通信先の基地局として選定する。

請求項（抜粋）：

複数の基地局ごとに送出される制御信号から識別符号を検出するID検出部と、前記識別符号を検出するときにその制御信号の受信電界強度を測定する電界強度測定部と、前記識別符号と前記受信電界強度とを対とする受信基地局情報を候補基地局情報として格納する記憶部と、今回受信した基地局の制御信号の受信電界強度が前記格納された候補基地局情報における受信電界強度を上回る場合には前記候補基地局情報を前記受信基地局情報により更新記憶させる候補選択部と、前記候補基地局情報における受信電界強度が所定の良好電界強度を上回った場合、および現在時刻が所定時刻を過ぎた場合には検索終了と判定する終了判定部と、全体の動作を制御する制御部とを備え、前記制御部は、通信先の基地局を選定するとき、周辺の基地局のそれぞれの制御信号を受信して前記受信基地局情報を求め、前記候補選択部と前記終了判定部とにより最も大きい受信電界強度の基地局、または前記所定の良好電界強度を超える基地局の前記候補基地局情報を前記記憶部に格納させ、その基地局を通信先の基地局として選定するようにした無線移動端末。

IPC (2件)：

H04Q 7/22 , H04Q 7/28

FI (2件)：

H04Q 7/04 K , H04B 7/26 107

引用特許：

審査官引用 (5件)

特開平3-268697
撮像装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平7-172913 出願人：キヤノン株式会社
移動体通信ゾーン制御方式
公報種別：公開公報出願番号：特願平7-285857 出願人：三菱電機株式会社

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