特許
J-GLOBAL ID:200903044830819358

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-068334
公開番号(公開出願番号):特開平11-264303
出願日: 1998年03月18日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 ロックピンによるロック時に回転伝達部材と回転軸との相対回転量を最小限としつつ、ロックピンの受容孔への嵌入が良好になされるようにする。【解決手段】 回転伝達部材(外部ロータ30)又は回転軸(内部ロータ20)に形成される退避孔34内に回転軸又は回転伝達部材に向けてばね付勢されて収容され、回転軸又は回転伝達部材に形成される受容孔22に退避孔34が回転軸と回転伝達部材の相対位相が所定の位相で同期したとき所定の隙間で嵌入されるロックピン80、180の頭部の先端に、受容孔に所定の隙間で嵌入される円筒部(規制部80a1、180a1)よりも小径で、退避孔と受容孔との同期前に受容孔に嵌入可能な小径部80b、180bを設けた。
請求項(抜粋):
弁開閉用の回転軸に所定範囲で相対回転可能に外装されクランク軸からの回転動力が伝達される回転伝達部材と、前記回転軸又は前記回転伝達部材の一方に設けられたベーンと、前記回転軸と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧室と、前記進角用室に流体を給排する第1流体通路と、前記遅角用室に流体を給排する第2流体通路と、前記回転伝達部材又は前記回転軸に形成され内部に前記回転軸又は前記回転伝達部材に向けてばね付勢されたロックピンを収容する退避孔と、前記回転軸又は前記回転伝達部材に形成され前記回転軸と前記回転伝達部材の相対位相が所定の位相で前記退避孔と同期したとき前記ロックピンの頭部が所定の隙間で嵌入される受容孔と、該受容孔に流体を給排する第3流体通路とを備えて、内燃機関の吸気弁又は排気弁の開閉時期を制御するために使用される弁開閉時期制御装置において、前記ロックピンの頭部先端に、前記受容孔に所定の隙間で嵌入される円筒部よりも小径で、前記退避孔と前記受容孔との同期前に前記受容孔に嵌入可能な小径部を設けたことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • 現場で役立つ機械設計の勘どころ, 19751130, 8版, p.153
  • 現場で役立つ機械設計の勘どころ, 19751130, 8版, p.153

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