特許
J-GLOBAL ID:200903044952823402

車輌用エンジンの遠隔始動方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-235956
公開番号(公開出願番号):特開平10-061535
出願日: 1996年08月19日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 自動車のエンジンを遠隔操作で始動させるとき、適格にエンジンの始動を検出し、かつ最少の接続配線で可能とする方法と装置を提供する。【解決手段】 自動車のエンジンを始動させるためにスタータモータが作動すると、クランキングの回転トルクの変動により、バッテリからの電源電圧が変動する。これをクランキング検出回路47で捉えれば、エンジンは未だ始動せず、スタータモータによりクランキング中であることがわかる。クランキングパルスが検出されなくなればエンジンが始動したと判断してスタータモータの動作を停止する。エンジンがある回転数以上で回転を始めるとオルタネータが発電を開始するが、常に、その出力電圧に脈流波が重畳する。これをオルタネータノイズ検出回路49で検出すればエンジンが回転継続していることがわかる。これらの検出がされないときには、CPU18が全てのリレーをオフにして初期状態に戻す。
請求項(抜粋):
電波等により遠隔地から受けた信号により、イグニッションスイッチを操作せずにエンジンを始動させる車輌用エンジンの遠隔始動方法において、スタータモータの作動により変化する電源電圧の変化を捉えると共に、オルタネータにより発生する重畳脈流波を捉え、これら検出値からスタータモータの作動あるいはエンジンの始動を適格に判断し、スタータモータの通電を断ち、エンジンのアイドリングを行い、かつ、エンジンの始動が正常に行われていないと判断したときには、イグニッションリレーとアクセサリリレーの全てを初期の状態に復帰させることを特徴とする車輌用エンジンの遠隔始動方法。
FI (3件):
F02N 11/08 U ,  F02N 11/08 G ,  F02N 11/08 X
引用特許:
審査官引用 (2件)

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