特許
J-GLOBAL ID:200903045094400278
高級アルコール及び酢酸エステル生産量が改変された酵母並びに該酵母を用いた酒類の製造法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-042608
公開番号(公開出願番号):特開平11-235176
出願日: 1998年02月24日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 イソアミルアルコール、イソブタノール、及び酢酸イソアミル生産量が改変されたサッカロミセス酵母、及びそれを用いた酒類の製造法を提供する。【解決手段】 分岐鎖アミノ酸のアミノ基転移酵素の構造遺伝子の発現を阻止或いは高発現、また、この発現阻止株または高発現株で酢酸イソアミル生成酵素の構造遺伝子の発現量を増大または阻止したことにより、菌体増殖にほとんど影響なく、イソアミルアルコール、イソブタノール、及び酢酸イソアミル生産量が改変されたサッカロミセス属酵母。当該酵母を用いることを特徴とする酒類の製造方法。【効果】 上記遺伝子の発現を調節もしくは制御したことにより、菌体増殖にほとんど影響なく、イソアミルアルコール、イソブタノール、及び酢酸イソアミル生産量が改変されるために、香味成分が従来と異なる酒類の製造が可能となる。
請求項(抜粋):
分岐鎖アミノ酸のアミノ基転移酵素の構造遺伝子を高発現性としたことにより、イソアミルアルコール、イソブタノール、及び酢酸イソアミル生産能が増大したサッカロミセス属酵母。
IPC (8件):
C12N 15/09 ZNA
, C12C 11/02
, C12G 3/02 119
, C12N 1/19
, C12N 9/10
, C12P 7/04
, C12P 7/62
, C12R 1:865
FI (7件):
C12N 15/00 ZNA A
, C12C 11/02
, C12G 3/02 119 G
, C12N 1/19
, C12N 9/10
, C12P 7/04
, C12P 7/62
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (8件)
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Res. Microbiol., 1997, Vol. 148, p. 613-623
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Journal of Biological Chemistry, 1996, Vol. 271, p. 24458-24464
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Agric. Biol. Chem., 1987, Vol. 51, p. 2061-2065
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Journal of Biological Chemistry, 1997, Vol. 272, p. 26871-26878
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日本醸造協会誌, 19980205, Vol. 93, p. 37-41
-
Journal of Biological Chemistry, 1996, Vol. 271, p. 20242-20245
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FEBS Letters, 1993, Vol. 326, p. 29-32
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Journal of Biotechnology, 1996, Vol. 49, p. 1-12
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