特許
J-GLOBAL ID:200903045168697502

流体ダンパー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下山 冨士男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-286669
公開番号(公開出願番号):特開2009-115144
出願日: 2007年11月02日
公開日(公表日): 2009年05月28日
要約:
【課題】本発明は、小型化、少量生産に適し、従来のダンパー性能と同等のリニア型性能を得られる流体ダンパー装置を提供する。【解決手段】本発明の流体ダンパー装置1は、作動流体2が充填されたシリンダー室5内に配置した片ロッド3付きピストン4の受圧面積が非対称であるダンパー本体6と、ピストン4の受圧面積の相違を補正する補助シリンダー13と、前記シリンダー室5内のピストン4両側の押圧側圧力室5a、引張側圧力室5bに接続管11a、11bを用いて外部接続した逆止弁8、絞り弁9の直列管路の二組逆並列管路構成からなり、前記ピストン4の押圧時、引張時各々において作動流体2が流れる各絞り弁9の開度調整により押圧時、引張時のダンパー本体6の減衰力を同一又は任意の減衰力値に調整する減衰力調整手段7と、を有するものである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
作動流体が充填されたシリンダー室内に配置した片ロッド付きピストンの前記作動流体に対する受圧面積が非対称であるダンパー本体と、 補助シリンダー室内に補助ピストン及び補助片ロッドを備え、補助シリンダー室の補助片ロッド側受圧室を前記シリンダー室の片ロッド側である引張側圧力室に連通させ、補助ピストンの前記補助片ロッド側の受圧面積を前記シリンダー室内に配置した片ロッドの断面積と等しくし、補助シリンダー室における補助ピストンの他面側に外気に連通する空気室を設け、補助片ロッドを前記片ロッドと連動させた補助シリンダーと、 前記シリンダー室内のピストン両側の押圧側圧力室、引張側圧力室に外部接続した逆止弁、絞り弁の直列管路の二組逆並列管路構成からなり、前記ピストンの押圧時、引張時各々において作動流体が流れる各絞り弁の開度調整により押圧時、引張時のダンパー本体の減衰力を前記ダンパー本体のピストンと補助シリンダーの補助ピストンとの連動動作下で同一又は任意の減衰力値に調整する減衰力調整手段と、 を有することを特徴とする流体ダンパー装置。
IPC (3件):
F16F 9/50 ,  F16F 9/19 ,  F16F 9/32
FI (3件):
F16F9/50 ,  F16F9/19 ,  F16F9/32 L
Fターム (4件):
3J069AA50 ,  3J069CC13 ,  3J069CC19 ,  3J069EE68
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • ダンパ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-106443   出願人:株式会社日立製作所

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