特許
J-GLOBAL ID:200903045199589899

成形性、焼付硬化性、スプリングバック性に優れた成形加工用6000系合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-290430
公開番号(公開出願番号):特開2004-124175
出願日: 2002年10月02日
公開日(公表日): 2004年04月22日
要約:
【課題】成形加工性、塗装焼付時における強度上昇が高く焼付硬化性に優れ、T4材の強度が適当で成形後のスプリングバック性に優れた成形加工用6000系合金板の製造方法を提供する。【解決手段】Mg:0.30〜0.90%、Si:0.50〜1.60%、Cu:0.50〜1.00を含有し、さらに、Mn、Cr、Zr、Ti、Feの1種または2種以上を含有するアルミニウム合金鋳塊に、均質化処理、熱間圧延及び冷間圧延を行い所要の板厚とし、所定条件で溶体化処理を行ってから冷却速度を変えた3段階の冷却を行って、耐力を110〜135MPaとする。さらに、熱圧延と冷間圧延の間あるいは冷間圧延途中に中間焼鈍を行っても良い。【選択図】 図11
請求項(抜粋):
Mg:0.30〜0.90%(mass%、以下同じ)、Si:0.50〜1.60%、Cu:0.50〜1.00を含有し、さらに、Mn:0.05〜0.30%、Cr:0.05〜0.30%、Zr:0.05〜0.30%、Ti:0.005〜0.15%、Fe:0.03〜0.40%の1種または2種以上を含有し、その他不可避不純物からなるアルミニウム合金鋳塊に均質化処理、熱間圧延及び冷間圧延を行い所要の板厚とし、480°C〜580°Cの温度で5分以内の溶体化処理を行い、その温度から1°C/s以上の平均冷却速度で65°C〜120°Cの温度範囲まで第1段の冷却を行い、その後、平均冷却速度0.05〜1°C/hで0.5h〜10hの第2段の冷却を行い、さらにその後、平均冷却速度2.5°C/h以上で45°C以下まで第3段の冷却を行って、耐力を110〜135MPaとすることを特徴とする成形性、焼付硬化性、スプリングバック性に優れた成形加工用6000系合金板の製造方法。
IPC (5件):
C22F1/05 ,  C22C21/02 ,  C22C21/06 ,  C22C21/12 ,  C22F1/057
FI (5件):
C22F1/05 ,  C22C21/02 ,  C22C21/06 ,  C22C21/12 ,  C22F1/057
引用特許:
審査官引用 (5件)
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