特許
J-GLOBAL ID:200903045209829745

モータ速度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-358571
公開番号(公開出願番号):特開平11-191992
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 着磁精度などにより、各ロータ磁極位置パルス信号のパルス間隔が一定でない場合であっても、極めて高精度にモータ速度を制御可能なモータ速度制御装置を実現する。【解決手段】 トルクリプル補正メモリ21aは、互いに異なる数の補正データからなる補正データ列を複数格納している。繰り返しデータ設定部21bは、ロータ磁極位置パルス信号bと回転角度情報cとを、モータ1が1回転する間、監視して、ロータ磁極位置パルス信号bの各パルス間隔を測定する。さらに、繰り返しデータ設定部21bは、現パルス間隔に応じた上記補正データ列を選択する。当該補正データ列を構成する補正データは、トルクリプル補正信号eとして、回転角度情報c毎に順次出力される。トルクリプル補正信号eの周期は、パルス間隔の変動に応じて調整され、モータ1のモータトルクリプルは、確実に除去される。
請求項(抜粋):
多相ブラシレスモータの回転速度を制御するモータ速度制御装置であって、上記モータ1回転あたりに、駆動磁極数の整数倍個のパルスを有するロータ磁極位置パルス信号と、上記モータ1回転あたりに、ロータ磁極位置パルス信号よりも多い数のパルスを有する回転パルス信号とに基づいて、上記ロータ磁極位置パルス信号に同期し、かつ、上記回転パルス信号のパルス入力毎に値が変化する回転角度情報を出力する回転角度検出手段と、互いに異なる個数の補正データで構成された複数の補正データ列を格納するトルクリプル補正メモリと、上記ロータ磁極位置パルス信号の現パルス間隔に基づいて、上記各補正データ列の中から、トルクリプル補正信号として出力する補正データ列を選択する選択手段と、選択された上記補正データ列のうち、上記回転角度情報に対応する補正データを読み出す補正データ読み出し手段と、上記モータの回転速度を制御するモータ制御信号から、上記トルクリプル補正信号を加減算して、上記モータ制御信号を補正する加減算器とを備えていることを特徴とするモータ速度制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • モータ回転速度制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-199723   出願人:シャープ株式会社
  • 回転制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-185524   出願人:松下電器産業株式会社

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